【アークナイツ】危機契約#4「鉛封」の曲 和訳と意味を考えてみる
はじめに
アークナイツは危機契約のシーズンごと専用の曲をゲーム内のロビーで流している。
そのどれもがクールで、危機契約の楽しみの一つになっているドクターも少なくないだろう。
一方で、全て英語なので雰囲気だけを楽しんでいる状態の方もいるだろう。私も含め、そんな人たち向けに和訳と意味の考察をまとめている。
今回は『OPERATION LEAD SEAL』の和訳を行っていく。以下のサイトは公式が出している楽曲がフルで聴けるサイトである。
https://monster-siren.hypergryph.com/music/125001
※本和訳記事は、公式が発表しているガイドラインに基づき作成しております。不備等がございましたらコメント等でご連絡ください。
楽曲情報
作曲:David Westbom
歌:X.ARI
リリース:2021/9/9
※Operation Lead Seal | Arknights Wiki | Fandom から引用
登場作品:アークナイツ(Hypergryph · Yostar スマートフォン向けゲーム)
歌詞(和訳)
以下の和訳はサイト筆者が書いたものであり,公式からの情報ではないことにご注意ください。
独り言を呟く
だって誰もいないから
追い詰められたときに分かってくれる人なんて
道を違えて
私は苦しんだ
全てが私の責任になるんだ
だからとりあえず一息ついて
そして見つめてみる
全ての理由を
なんで私たちはここにいるのかって
勝負に負けたことはわかってる
自業自得なんだ
でも私は私の道を見つけて見せる
最後にはね
後悔に埋め尽くされてしまいそう
何で私はまだ生きてるの どうしてよ
「人生の積み重ねがより君を賢くする」って言うなら
私は正しいことをやっているわ
敵を作った
恐れるほどじゃないけど
だってこっちの準備は万端だもの
そして私たちは戦う
強くなっていくんだ
今夜どうなったって
心の中でずっと探していた
傷ついた心を癒してくれる言葉を
残酷な愛が私には相応しいと感じる
カーテンを引き裂くんだ これが私の学び方
自分のしでかしたことを反省して
憎かった試練にだって敬意を払い
勝利の選択は私の手に
違えることはない
聴こえるようになったんだから
後悔に埋め尽くされてしまいそう
何で私はまだ生きてるの どうしてよ
「人生の積み重ねがより君を賢くする」って言うなら
私は正しいことをやっているわ
プレッシャーは全て跳ねのけてベストを尽くすんだ
私以外私じゃないの 選ばれた存在なんだ
哀しみに言ってやる リベンジのための明日は必ず来るって
王の風格があるって認めてよ
私はここにいる ここに存在しているって分かってよ
私の物語は始まったばっかり 赦されてスターダムへとのし上がる
全身全霊でいくんだ
倒れたとしても
信じていてよ
必ず立ち上がるって
後悔に埋め尽くされてしまいそう
何で私はまだ生きてるの どうしてよ
「人生の積み重ねがより君を賢くする」って言うなら
私は正しいことをやっているわ
曲を通じて
全体的にまとめると
最初は一人から、仲間を集めて強くなっていく人がイメージできる曲だった。
自分への自信の大きさも感じられ、一人でも強かったが仲間を得ることでさらに強くなっていっただなとか想像しても面白い。
考えられるキャラクター
曲を歌っている「私」(I)がいるだろう。
冒頭の歌詞にもあるように一人で奮戦してきたようなキャラクターであるので、芯は強そうな印象だ。
一応危機契約自体はマドロックが敵として出てくるのでマドロックの曲とも考えられなくはないが、マドロックは一応小隊を組んでいたのでそこまで孤独が印象強いキャラクターでもないような気もする。
例えば小隊を作る前のマドロックという考えでいくなら分からなくもないが... ...。
私の中では危機契約の曲は危機契約に挑戦しようとする、アークナイツ内では語られなかった人たちの物語と捉えている。なので私的にはこの曲もマドロックを指すというよりは全く別の人物ではないかなと考えたい。
この記事の読者もぜひ自分の中で何かをイメージしながらもう一度曲と、そして歌詞を堪能してもらえるとより楽しめるかもしれない。
和訳について
今回は以下の3点がポイントである。
Backfired in my face
直訳 :私の顔の逆火
今回の訳:自業自得
逆火とは「出ている炎がガス管側へと逆戻りする現象」のことらしい。火口の先端が塞がれることが主な原因らしいのでみんな気をつけよう。
とまぁつまり逆戻りしてくる火のことという解釈で行こうとした。それが顔にある…ということはまさしく逆火のように自分から出した火(自業)が自身に降りかかる(自得)様のようなので「自業自得」とした。
Cuz I got everyone I need here on my team
直訳 :なぜなら私たちのチームに必要なものはすべて手に入れたから
今回の訳:だってこっちの準備は万端だもの
直訳でも意味は分からなくはないが、少し遠回しな印象を受ける。今回の訳のようにしても意味自体は大きなずれはないだろう。
Now that I listen
今回の訳:聴こえるようになった
これはイディオム的な使い方で、"Now that~"で「今や~」になる。
編集後記的なもの
今回は危機契約#4「鉛封」の曲を和訳して色々考えてみた。
公式からの訳もあり自分の訳の正しい点や直した方がいい点を見直すことができた。
音律聯覚2022については無料で観てもいいの?と驚いていたが、ゲームには音律聯覚2022を記念した課金パック(¥160)がある…さては商売上手ですね。
このサイトの和訳記事では、「和訳の正確さ」と「読者の考える余地」に重きを置いています。
読者が正確に楽曲を捉え、理解を深めてもらえるよう、和訳にミスがあればぜひご連絡いただければ幸いです。
お読みいただきありがとうございました!
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