【アークナイツ】危機契約#8「探暁」の曲 和訳と意味を考えてみる
はじめに
アークナイツは危機契約のシーズンごと専用の曲をゲーム内のロビーで流している。
そのどれもがクールで、危機契約の楽しみの一つになっているドクターも少なくないだろう。
一方で、全て英語なので雰囲気だけを楽しんでいる状態の方もいるだろう。私も含め、そんな人たち向けに和訳と意味の考察をまとめている。
今回は『OPERATION DAWN SEEKER』の和訳を行っていく。以下のサイトは公式が出している楽曲がフルで聴けるサイトである。
https://monster-siren.hypergryph.com/music/306837
本和訳記事は、公式が発表しているガイドラインに基づき作成しております。不備等がございましたらコメント等でご連絡ください。
サムネイル画像は公式Xの告知ポストから引用させていただきました。
楽曲情報
作詞:Terry Zhong
作曲:Terry Zhong
歌:Terry Zhong
リリース:2022/2/25
※Operation Dawnseeker | Arknights Wiki | Fandom から引用
登場作品:アークナイツ(Hypergryph · Yostar スマートフォン向けゲーム)
歌詞(和訳)
以下の和訳はサイト筆者が書いたものであり、公式からの情報ではないことにご注意ください。
長い夜だった 君は怒っているんだね
光輝く街が影に吞まれるとき
明日になるとまた悲しみの日が訪れるんだ
でももう何も感じない
今のままでもいいだろう(違うだろ)
もうここまでだ
だからごめんね 君と同じになんかなれそうにないんだ
もう一回 もう一回
火が灯り 闇を照らし出す
サイレンが響き渡り燃え上がる心
沈黙から人々を呼び起こす
付いてきて
電気が体を駆け巡る
僕たちの描く歴史は縛られたりなんかしない
自分自身を見失うことになろうとも
この犠牲は無駄になんかならない
これまでずっと
プライドすら捨てて戦ってきた
でも道を光で照らす時が来たんだ
物語は語り継がれるだろう
僕たちはひとりじゃない
かまわないよ
君の気が変わったって
もう時間がないんだから
今を諦めてしまっているんだ
それでも 僕の頭の中の痛みは感じられるかい?
この いつも僕らが背負ってきた苦しみを
代わりに戦ってくれると証明してくれよ
でもごめんね 君と同じになんかなれやしないよ
もう一回 もう一回
火が灯り 闇を照らし出す
サイレンが響き渡り燃え上がる心
沈黙から人々を呼び起こす
付いてきて
電気が体を駆け巡る
僕たちの描く歴史は縛られたりなんかしない
自分自身を見失うことになろうとも
この犠牲は無駄になんかならない
これまでずっと
プライドすら捨てて戦ってきた
でも道を光で照らす時が来たんだ
物語は語り継がれるだろう
僕たちはひとりじゃない
時間を無駄にはしたくない
このままじゃいやなんだ この夜に
*:MONSTER SIRENで表示されている歌詞では"from"だったが、聴く分には"in"にしか聞こえないので恐らく変更があったかと思われる。
また、海外のwikiでも同様に、歌詞を"from"→"in"に変更していたため、本記事もそれに合わせた。
曲を通じて
全体的にまとめると
希望を失いかけている人、そんな人を導こうとしている人との掛け合いのような曲であった。交互にその二人が出てくるのでちょっと分かりにくいかもしれない。
考えられるキャラクター
闇(悪意などを指す比喩的な意味かもしれない)に覆われてもう挫けてしまっている人「僕」
1,2番のAメロというのだろうか……その部分そんな人を導こうとする人「君」
その他 サビなどの部分
この二人がいそうである。
ストーリーを妄想してみる
私の中では危機契約の曲は危機契約に挑戦しようとする、アークナイツ内では語られなかった人たちの物語と捉えている。今回もその発想でちょっと妄想をしてみた。
そもそも曲のジャンルがシンセウェーブ(であってるのだろうか)であること、危機契約がカジミエーシュの騎士競技をモチーフにしているため都会的なイメージが強いだろう。実際曲中にも「電気」や「サイレン」という言葉があるのでイメージ自体は間違っていないと思う。
内容は「よくない状況」⇒「前を向いて頑張っていく」という危機契約の歌詞でもよく見るようなパターンである。
ただこの曲、結局「僕」は果たして「君」のおかげで前を向けたのだろうか、ちょっと分からない気がする。いや、曲的には前を向いて頑張っていくんだね、よかったよかったって感じなのだろうが... ...。
実は「君」の頑張り空しく、「僕」は結局前を向くことができなかったというオチもある意味ではアリなのかもとも思ってしまう。
和訳について
今回は和訳のポイント少なめ。
Drowning to the afterlife
直訳 :来世に溺れる
今回の訳:今を諦めている
"drowning"で溺れるを意味し、これは愛に溺れるなども比喩としても使われているようだ。直訳では意味がよくわからなかったが、「来世に溺れている(執着している)」⇒「今世にはあまりこだわっていない」⇒「今を諦めている」と解釈したら自分の中では合点がいった。
編集後記的なもの
今回は危機契約#10「探暁」の曲を和訳して色々考えてみた。
おしゃれな曲調がかなり好みである。また、"dawn seeker"というタイトルもなかなかかっこいいと思う。
このサイトの和訳記事では、「和訳の正確さ」と「読者の考える余地」に重きを置いています。
読者が正確に楽曲を捉え、理解を深めてもらえるよう、和訳にミスがあればぜひご連絡いただければ幸いです。
お読みいただきありがとうございました!
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