【アークナイツ】危機契約#6「蛮鱗」の曲 和訳と意味を考えてみる
はじめに
アークナイツは危機契約のシーズンごと専用の曲をゲーム内のロビーで流している。
そのどれもがクールで、危機契約の楽しみの一つになっているドクターも少なくないだろう。
一方で、全て英語なので雰囲気だけを楽しんでいる状態の方もいるだろう。私も含め、そんな人たち向けに和訳と意味の考察をまとめている。
今回は『OPERATION WILD SCALES』の和訳を行っていく。以下のサイトは公式が出している楽曲がフルで聴けるサイトである。
https://monster-siren.hypergryph.com/music/953919
本和訳記事は、公式が発表しているガイドラインに基づき作成しております。不備等がございましたらコメント等でご連絡ください。
サムネイル画像は公式Xの告知ポストから引用させていただきました。
楽曲情報
作曲:David Westbom
歌:Gabe Reali, Kayraa
リリース:2021/9/9
※Operation Wild Scales | Arknights Wiki | Fandom から引用
登場作品:アークナイツ(Hypergryph · Yostar スマートフォン向けゲーム)
歌詞(和訳)
以下の和訳はサイト筆者が書いたものであり、公式からの情報ではないことにご注意ください。
俺たちはここにいる
いつでもいける
より危険な賭けになるだろう
でも一緒なら無限に強くなれる
さぁ行くぞ
これがお前の力なんだ
そのためなら
いつまでだって共に
俺たちは止められない
倒れても起き上がって
見渡してみろ
どんな相手だろうと
屈服している
諦められないんだ
今こそ大一番
見捨てたりしない
絶対止められないんだ
地面が揺れ動こうが怖くはない
どんな障害も押し流してやる
よそ見するんじゃないよ
この街は私たちのモノ 引き下がりはしない 私たちの声を聞け
私たちを止められはしない
言うんだ
私たちはいつまでも止まらない
私たちを止められはしない
俺たちはここにいる
いつでもいける
より危険な賭けになるだろう
でも一緒なら無限に強くなれる
お前の番だ
俺の側にいろ
燃え尽きてしまわないように
一生付き合ってやる
俺たちは止められない
挑戦するんだ
これはチャンスだ
器用にいくんだ
計画通りに
挑戦するんだ
踏みとどまるんだ
俺たちがチャンピオン
見渡してみろ
絶対止められない
地面が揺れ動こうが怖くはない
どんな障害も押し流してやる
よそ見するんじゃないよ
この街は私たちのモノ 引き下がりはしない 私たちの声を聞け
私たちを止められはしない
私たちはいつまでも止まらない
準備は万端だ
敵が強くなるほど
毎日は長くなっていく
もはやただの遊びなんかじゃないんだ
先へ先へ進めば
勝利は俺たちのものに
なんだって乗り越えられる
ドラムのビートに合わせて勇み進む
次の高みを目指すなら成長あるのみ
恐怖を捨てて強くなれ
可能性は無限大だ スピードを落とすな
チームで強くなっていくんだ
俺たちがチャンピオン 王冠は奪えやしない
雨風程度じゃ俺たちをバラバラにはできない
信じられる夢を持とう
誰も俺たちを止められないんだ
地面が揺れ動こうが怖くはない
どんな障害も押し流してやる
よそ見するんじゃないよ
この街は私たちのモノ 引き下がりはしない 私たちの声を聞け
私たちを止められはしない
私たちはいつまでも止まらない
曲を通じて
全体的にまとめると
チームで戦う絆とかを感じる一曲であった。この危機契約#6「蛮鱗」ではティアカウ一族(ガヴィルやトミミなど、鰐の特徴を持つ民族)が敵となる。そういった点からもこの曲はマッチしているなと感じた。
考えられるキャラクター
一応ボーカルが男女に分かれていたので和訳では「俺」と「私」という男女がいるような訳し方にしている。そのため私の中では「群れのボス」と「その側近」、そして「群れの集団」がいるようなイメージでいる。
ここで「俺」と「私」の果たしてどちらがボスなのかは歌からだけでは分からないが、ガヴィル達の部族のように女性がトップに立っていることもあるだろうから、そこは聴き手次第だろう。
ストーリーを妄想してみる
私の中では危機契約の曲は危機契約に挑戦しようとする、アークナイツ内では語られなかった人たちの物語と捉えている。今回もその発想でちょっと妄想をしてみた。
曲調や危機契約のテーマ「蛮鱗」からも野性的なイメージがあり、実際歌詞も血気盛んである。また、他の危機契約の曲では少人数に焦点を当てた曲が多い中、この曲は集団に対して歌っている。そのためストーリーを考えてみると危機契約攻略のため一丸となって勇んでいる集団が目に浮かぶ。
一方ガヴィル達の部族でガヴィルがみんなを鼓舞する曲と考えられないこともない。ただガヴィル自身は族長を人に譲ろうとしている節があるので必ずしもそうとも言い切れない。
和訳について
和訳にあたって、ポイントになったのは以下の7点。なんか今回は特殊な言い回しが多かった… …。
Bows down
直訳 :伏す、お辞儀をする
今回の訳:屈服する
これは前後の言葉に合わせて訳を変えた。
Time is now when it gets harder
今回の訳:大一番だ
これはwhenをどちらにつけようか迷った。後に続く"Got you now"につけても良かった(大変な時は絶対駆け付けるから みたいになるのか)。迷ったが今回の訳の方がすっきりするしかっこよかったと思う。
Got you now
直訳 :お前を捕まえる
今回の訳:見捨てたりはしない
この英語、本当に良くない。"Get you"はシーンによって「逃がさねぇぞ」「とっちめてやる」「信じられない!」などなど、意味が多過ぎる。今回は前後の意味から「理解を示す」という意味から訳したが、ちょっと私にはまだ難しいぞ… …。
You better get your head in the game
直訳 :あなたはこのゲームで頭を得た方がいい
今回の訳:よそ見するんじゃないよ
これは"get your head"がイディオムとして「気をつける」とかの意味を持つため。後に続く"in the game"は「私たちとの闘い」を意味するのだろう。そこから意味を考えてこのようにした。
We run this town
直訳 :私たちはこの街を走る
今回の訳:この街は私たちのモノ
"run"は「走る」という意味以外にも、「経営する」とかの意味がある。「街を経営する」⇒「街は私たちの支配下」と考えた。
No longer just a game
今回の訳:もはやただの遊びなんかじゃないんだ
"no longer~"で「もはや~じゃない」になる。
Skies the limit
直訳 :空が限界だ
今回の訳:可能性は無限大だ
もともとこの表現で「無限の可能性」という意味がある。「空が限界」⇒「はるか上までは限界がない」と考えると腑に落ちるのではないだろうか。
編集後記的なもの
今回は危機契約#6「蛮鱗」の曲を和訳して色々考えてみた。
どこまでもやる気に満ちた攻めの姿勢、このゲームはタワーオフェンスであったのか、そう錯覚させる勢いがある。歌詞のとおりだれにも止めることはできないだろう... ...。
このサイトの和訳記事では、「和訳の正確さ」と「読者の考える余地」に重きを置いています。
読者が正確に楽曲を捉え、理解を深めてもらえるよう、和訳にミスがあればぜひご連絡いただければ幸いです。
お読みいただきありがとうございました!
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