『最悪の日』 2023年4月24日
「イヤな先輩が入ってる日のバイトの日」、「偶然授業内小テストが重なりまくった日」、「本当に楽しみにしていた遠出の約束を前日ドタキャンされ空いてしまった日」。
大抵の『最悪の日』は、このような事前に告知される大きな最悪イベントから成立し、我々をなんとなくイヤな気持ちにさせる。
しかし、世の中には『大きなイベント』も『事前の告知』も用意されない、『なんとなく最悪な日』も存在するらしい。
これはバグでもエラーでもサーバー側の不備でもなんでもない。単体ではなんとも思わない不運の塵が同日に積み重なりまくった結果、大きな最悪イベントへと昇華される正当な世界のゲームシステムである。
「小雨」、「遅延による授業遅れ」、「寝ぐせ」、「目の前でドアが閉まる電車」、「スマホバッテリーの減りの速さへの気付き」、「あと10円あれば札を出さなくてもよかった瞬間」、「通り過ぎるエレベーター」、「丁度呆けてたタイミングでの教授からの指名」
このような細かな「ヤだなぁ」が幾重にも重なり合うことによって、『なんとなく最悪な日』は爆誕する。
そして、1年に2回あるかないかのこの晴れがましい日を今日私は体感している。ラストスパートの記事画像のレイアウトやら課題やらをやろうとしてたのに、やる気がどんどん抜けてゆく。
『緋色の弾丸』、私を救ってくれ。