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『オモコロ杯と自由ポータルの振り返り。ቻンቻンもቺቻቺቻ』 2023年10月26日


インターネット性善説ドラゴン、直近の三つの出来事ッ!


一つ、待ちに待ったオモコロ杯2023の結果が開示される!


二つ、8ヵ月をかけ書き上げた記事が銀賞入りを果たす!


金賞以上目指してた

三つ、─────甘き死よ、至れ。


結果待ち期間慢心マヌケ

というコトで、今年のオモコロ杯は銀賞を頂きました……
入賞させてもらっただけでもすごーくありがたいコトなのだけど、ちょっち今年は反省点が多すぎる。前回のオモコロ知って1か月で応募した状況とはワケが違う。

自分の記事に複数の反省点を見つけたので、以下につらつらーっとメモっていく。


潜在的な自己主張


記事が長すぎる

まず一番の足を引っ張った原因として、内容が盛りだくさん────
濁さずに言えば『クソ長い』ことが挙がる。
編集部の方も指摘してくれているが、とにかく長いのだ。平日昼の一蘭待機列くらい長い。

これは相当心にクる敗因で、何故かっつーと
『読んでくれる人のことを意識して書けてないことになるから』
応募形式の杯などでは特にそうだが、読んでくれる人の99%は私のことを知らないし、興味もない。だから基本的に淡泊。
そんな人たちにクッソ長くて密度の濃い記事なんて出したら、……どうなると思う?

ホリエモン「ひろゆきはどう思うの?」

ひろゆき「どうもならないんじゃないですかね笑」

そう、どうもならない。
そもそも興味がないんだから、読み終えることに意識を割かれて内容は二の次。去年の『あぜ道走りサンボマスター』や『夢顎んくさん』レベルの突出したユーモアか、ないしは光るものがないと印象は残せない。

しかし、それは私も自由ポータルで頂いたアドバイス等を通して理解していたつもりだった。では何故今回のオモコロ杯では分かっていて実践できなかったのか。何故か?

答えは『潜在的な自己主張を抑えられなかったから』に他ならない。
理由がZ世代過ぎる。


読む側にとっては無駄でしかない努力アピール

製作期間を売りにする作品って良くないの多い

今回の応募記事、約8ヵ月に渡る準備、実行、そして執筆と、私にしては一本の記事に気合と労力をかけ過ぎたのかもしれない。
無意識にその努力をアピールしようとしちゃったのかもしれない。

全ての不可能を消去して、最後に残ったものが如何に奇妙な事であっても、それが真実となる
コナン・ドイルも言ってるし、たぶん……そう。びっくりするかもだけど。

分かりやすい製作シーンの図

個人の記事なんて自己満、好きでやってるだけなのだから、製作シーンとか順序通りに見せる必要はないし、そもそも今回の記事のテーマは製作ではなく実行にあった。にも関わらず、製作シーンに半分以上を割いた。

この時点で気付くべきだった。本記事で大事なことは
『制作を全て見せるのは確定で、その見せ方を如何に短くするか』
ではなく
『制作そのものを削る』ことであることに。

ここで人に見せるための記事ではなく、自己満足寄りの記事へと分岐したかと思われる。悔しいぜ。

結論・改善点

結局、結論としては
『無意識の努力アピで、結果読みづらくなってしまった』
その過程に面白さが伴えばよかったのだが、生憎なかった。

そこで次回からの改善点として
『自分に興味ない人でも読みやすいかを今一度意識して記事を書く』

惡の華「二度と負けねェから!!」


大作主義による弊害


二つ目は大作主義による弊害。
なんのこっちゃってハナシだが、これはオモコロ杯記事の内容そのものへの言及ではなく、執筆に至るまでの成長はどうだったかってコト。

色々と考えてみたが、前に頂いた自由ポータルのアドバイスに全ての答えがあった。たぶん、大作主義で弊害が出てたかもしれない。

毎回記事を書き終える度に「次はもっと良い記事を書こう!!」と息巻いてしまう。そしてその結果、企画規模だけ増す
そんな健気な空回りも理由の一端かもしれない。ホントかな?

ホントだとしたら、これによる弊害はたぶん2つある。

企画力だけ上がって執筆力が上がらない?

『次はもっと良い企画にしよう』の無限ループが生む弊害とは何なのだろう。自身の分かりやすい例でいうと、

この『ディズニーランドを古いガイドブックを持って散歩するだけの記事』から

『各駅周りの歴史を徹底調査し、モチーフから駅のベンチイラストを作る記事』

ここの推移が分かりやすいのではと思う。
明らかに規模、上がりすぎ。とんでもないインフレ。もし私が天津飯だったらチャオズ67体くらいは置いてきてる。

事実、ディズニーの記事は撮影が1日(当然)で終わったのに対し、副都心線ベンチの記事は急いで3か月かかってる。加減知らねぇのかよ。

ここでの問題はどんなに企画は大層でも、執筆時間自体はどんな企画でも変わらないことにある。
要はこれを続ければ、『企画力は上がるが、執筆力は上がらない』


力む

上と比較したらほぼオマケ程度だが、自由ポータルのアドバイスにある通り、すごい力んじゃう。

前の記事を超えるには規模を大きくするしかないし、大きくしたらしたで前よりもっと時間がかかる。
────そう『雑魚のスパイラル』に陥る。

だからもう改善案としては、折衷して
1日でできる企画を高スパンで書き続ける』
これに限る。


ここら辺の記事は撮影執筆含めて1日足らずで終わってたりする。
そこそこ気に入ってるので、こーゆーのをいっぱい書いていきたいな。


まとめ


こんなに嬉しそう

ともかく、今回のオモコロ杯は正直泣く程悔しかったが、同時に記事を書く楽しさも再確認できた良い機会だった。反省点も洗い出せたし。
だってホラ、自分が面白いと思って書いた記事を知らない人に読んでもらえるって何事にも代えがたい幸福ですし。企画内容も昔からの夢を叶えられて嬉しかったし、楽しかった。

今後ははてなに思いついた記事を上げつつ、トルー杯や、やってくれるであろう(やってほしいなァ)本気の江ノ島杯などに出していきたい所存。

最後に言い残すこととしては……

  • オモコロさん、自由ポータルみたいな寸評コーナー作ってくれませんか。

  • DPZさん、自由ポータル復活させてくれませんか。

  • ロケットニュースさん、自由ポータルみたいな寸評コーナー作ってくれませんか。

以上です……

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