【夜宵★日記130】辻口博啓シェフ監修「シロノワール ショコラパッション」
2024/2/4
2/2~、コメダ珈琲の季節限定の新作シロノワールが出たというので、さっそくツレと行ってきた。
辻口博啓シェフ監修「シロノワールショコラパッション」である。
実際のビジュアルはこんな感じ。
ソフトクリームがメニュー写真通りの大きさで嬉しい(←たいがい小さいからいつも不満だった)。
チョコソースがだくだく。
これは写真以上だ。
パッションフルーツソースのオレンジ色が映える。
さて実食といく。
まずはソフトクリームをすくって口に入れる。
むむ。
瞬間、頭をよぎったのは、子どもの頃病気になると飲まされた水薬だった。
ケミカルで、人工的なにおいと甘さ、と言おうか。
これは、パッションフルーツソースなんだろうか?
そもそもパッションフルーツの味をよく知らないので、偽の味とも言えないのだが。
アーモンドの食感はいい感じだ。
気を取り直して、デニッシュ部分に移るとしよう。
チョコソースはビターめ、その上に散りばめられたクラッシュチョコはミルキーでスイート。
同じチョコでも形態を変え、甘さやミルキーさに濃淡を出している。
これは唸る。
クラッシュチョコのカリッという歯触りも楽しい。
そうなると、パッションフルーツソースが残念に思えてくる。
彩りや特別感を出すには必要だろうが、この味なら私はなくてもいい。
私見だけど、ソースよりパウダーの方がケミカル感が出ないのではないだろうか。
パッションフルーツのエッセンスパウダーがあるか知らないけども。
それか、フリーズドライのパッションフルーツを砕いて散らすとか。
それはコストがかかるか。
いずれにせよ、「辻口シェフ監修」と銘打って、試作を重ね、それを金額据え置きで提供してるんだから、企業努力は察して余りある。
勝手言ってごめん。
「このチョコはいいなぁ。」
「たっぷりだし。」
口々に言い合い、口の周りをチョコまみれにしながら貪る夜宵★とツレ。
もはやパッションフルーツに触れることはなかった。