40代女子の「私ってオバサンだったの?」
先の「人には言えない40代女子フィジカル」では、加齢がらみの身体の悩みを告白。
ここでは、「私ってオバサンだったの?」と、社会から無言で思い知らされた出来事をご紹介しようと思う。
◆ 美容院で
私は、美容室で出してくれるファッション雑誌を楽しみにしているのだが、
あるときから女性週刊誌が混じり出した。(女性セ〇ン、女性〇身とかね)
出される3冊のうち、年々、女性週刊誌の割合が増えてきて、
とうとう女性週刊誌しか出されなくなってしまった。
いつのまにか、
「私ってオバサン?」
◆ 通りすがりに
若い男性と全く目が合わなくなった。
もはや私は空気。
目が合うのはオッサン。時にはおじいさん。
それって、既に、
「……私ってオバサン?」
◆ 服装で
ある日ふと気づく。
ズボンを履くとオッサンぽくなる。
人って、歳を取ると性別不詳になるものだけど……。
ってことは、ぼちぼち、
「……私ってオバサン?」
◆ 自転車で
自転車同士のスレ違いが最近怖い。特にスピード出してる高校生。
知らず知らず停止する私。
20代の頃は、スレ違うオバサンが、
「ああ、もう!」
とか言いながら自転車から降りるのを見て、なんかイラついたものだったけど。
って、私はまだ自転車から降りはしないけど、まぁまぁ、
「……私ってオバサン?」
自分が認知してる自分と、客観的な評価の乖離。
それを知り、自己像のアップデート。
「私ってオバサンだったの?」がそのうち「私ってオバアサンだったの?」になっていくんだろうな。
時間だけは平等に過ぎる。