頼むから 「流す」ところを目立たせて・・・!おしゃれなトイレは分かりにくいよ・・・
先日、自撮りをした写真を見たらそこにまごうかたなきオバハン、がいて衝撃を受けた。髪が非常に短いため性別すら不明となっていて、オバ★オジさん、みたいな印象であった。歳もとり、穏やかになるどころか、ちょっとしたことで激昂する癖は変わらない。イライラのスイッチが至る所にあるのだ。体調が一日中良いことなどあまりないし、少し夜更かししただけでしばらく辛い。先日、ちょっと重い本を2冊、トートバッグに入れた状態で帰宅したら、夜中に肩に謎の激痛が走り目を覚ました。どれほど弱いのか、私の肩・・・。
あらゆる場所が実は男社会だったのだ、と気づいてから、ますます激昂スイッチの可能性が上がった。今や女性のエンジニアの方やデザイナーの方もいらっしゃるとは思いつつも、そうはいっても男性社会であろうから、しょうがないことではあるのだが、私がいつも憤ってしまうもの、それは「流すボタンがどこにあるのかさっぱりわからないお洒落なトイレ」である。
私は機械が苦手な人の中では、まだ頑張ろうとする意欲のある方である。そのため、お洒落トイレでもなんとか探し出そうと頑張るのであるが、時々、少し年配の女性の方々が、流せなくてとても困った顔をして出てくることがあるのだ。あの気まずさは、常にスタンディング・用足し(スタンディング・オベーション、の語感で読んでほしい)の男性は分からなかろう。さらに、お洒落なトイレの中には、荷物をかけるためのフックが、なかったり、すっごく高いところにあったりすることがある。女性の平均身長は、男性よりもかなり低いのだ。地球は青いのだ。そして荷物が多いので、どこかに置けないとパニックになる。トイレのフックの耐荷重を、もっともっと!!!最大限に高めてほしい。
私は分類ができず「あれも欲しい、これも欲しい、もっと欲しいもっともっと欲しい♪」と言った青い心のテンションで、なんでも持ち歩いてしまうため日常的に大量の荷物を持っている。
アウトドア用のリュックと斜めがけのカバンを持っていることがデフォルトである。私ほど多くなくとも、女性は割と、多くのものを持ち歩いている。カバンがでかい。そして重い。トイレの床に、直(じか)で荷物が落ちるのはなんとしてでも避けたいが、あらゆるトイレのフックが、心許ないのだ!!!
GWでいろんなところに旅行に行く人も多いであろう。2023年の日本のトイレ技術は、おそらく世界最高峰で、ウォシュレットに至ってはハリウッドのセレブリティが買って空輸して持ち帰ろうとしていたとも聞く。素晴らしい技術をもとに、今やどこへ行ってもトイレが綺麗なことには心から感謝している。あまり熱心に書きづらい話題ではあるが、TOTOのトイレについている強力脱臭装置の素晴らしさには、ただただ恐れ入るばかりである。
いまだに、幼少期に祖母の家の隣の山田さん(仮名)の家に定期的に来ていた巨大な「バキュームカー」を、従兄弟と竹馬に乗って見に行った思い出は色濃くある。汲みとり式のトイレの、あの闇の恐ろしさは、生々しく記憶にある。そんな昭和生まれの自分にとって、昨今の日本のトイレ環境は、本当にすごいと思う。
だからこそ…お願いしたい。読んでいる人が関係者にいるかどうかはわからないが…お洒落な女子トイレの「流す」ボタン、どうか誰でも絶対にわかる場所に作って!!!何かあったときに人を呼ぶボタンが流すボタンにしか見えないような設計をやめて!!!そして、フックの耐荷重を、もっともっと!!!最大限に高めて!!!
以上です。