経営陣…女性は3年で辞めてた世代…!奥さん子供を一生養い…今の女性の事情は、知らんよ…?だって女性は辞めるのが普通!非正規のひとは身近にいない!(なぜなら「俺たち」稼いできたから!)
日本企業の社長の平均年齢…
60.5歳 (この0.5は何!?)だそうです。
彼らが若かりし頃・・・ハタチの頃は1985年!
そういえば…「バブル」っていつからいつまでなのか?と思い、
Google先生に教えてもらったところ、
バブル景気とは、「1986年12月~1991年2月の51か月」だそうです。
1985年にハタチの人たち…
多くの人は、大学生時代の多感な頃に好きだったものや、興味があったものを、一生好きだと思いその頃の価値観にもとづいて生きていく、そうなのです(※某大手企業にて調査に関わっていた友人の弁)。
確かに私もその頃に傾倒していたミニシアター映画を、生涯にわたりずっと見ていますし、その頃から乗っていたマウンテンバイクをずっと愛用しています(最近撤去され行方不明になって絶望していたが、無事に取り戻せました!)。
平均年齢が60.5歳ということはもっともっと年上の方もいるようにも思います。
しかも60.5歳で社長になったということは…彼らは1985年頃からずっと活躍し、フィジカルの病気にもならず、メンタルの調子も崩さず、バリバリに働き続けて今に至っているわけです。
絶対に偏差値の高い大学をご卒業されておられるでしょう。
(国立大、上位3~4大学くらい、私立大、上位2、3大学くらいの大学(たまに例外もある)!詳しくは「就職四季報」を読んでね!https://str.toyokeizai.net/-/shushoku_all/)
男女差別、セクハラ、パワハラなんて日常的な時代だったと思われます(3話しか見ていませんが、「不適切にもほどがある!」にて描かれていた阿部サダヲの役を思い出します)。
そもそも女性で長く働く社員は、日本企業では、「ほぼゼロ」だったわけです。また、「使えない」と思われればすぐにクビになっていたともききます。「お前はいらない!明日からクビだ!」と言われても誰も何も言えなかったし、すぐに別の仕事を探したものだった、というようなことも聞いたことがあります(鍼の先生の話)
非正規だとしても、働ける環境が作られた今の方が、女性(あるいはすぐに辞めざるをえなかった男性)の社会進出が進んだと言えなくもないのですが、問題としては、女性でも、ごくごくわずかな強運の持ち主、あるいはスーパー女性たちは長く働いているのです。また、新卒で女性を採用する組織に変貌した組織もあるのです。
そうすると、激務で辞めざるを得なかった女性と、かつてほぼ絶対に3年で辞めていた世代であったが死ぬほど頑張って続けてきた正社員の女性、と、そんなに気合を入れて辞めないように頑張ったわけでもなかったが続けてきた女性、すぐに辞めてしまったひと(男性、女性を問わず)が長年生きて行く間の、賃金格差がすさまじく異なっていきます。しかも、元々の仕事の能力にそこまでの差があったわけでは恐らくないのです。ちょっとした情報の違いや、その後選択して行ったルートの少しの差が、生涯賃金にすると莫大な差が出てくることになります。
データなどをもとに環境の差を考える習慣がほとんどない日本社会において、身近な友人との比較や、世代の違う(時には有益だが時には大変な足かせとなる)親の生きざま、親や先生の話、ネットの掲示板等だけが人生の指標になってしまうため、「自分も、もしかしたら、こうなれていたかもしれない、恵まれている人が、うらやましい(たとえその恵まれているように見えている人も実際は大変な目に遭っていたとしても)」と思われることによる、世代を超えた女性同士、人間同士の怨嗟が実は深刻な問題だと思っています。
以上です!
(画像はChatGPTが作りました!)