東京と地方にそんなに差があると…東京の人はまるで知らない…!?土地勘がないのに家など買ったらヤバい!(※個人の感想です)
趣味の一つが、ネットの賃貸物件検索である。
そもそも今の仕事をいつまで続けられるか常に不安なので、安い家賃でも楽しく暮らせる場所があるならそこに住みたい、なんなら格安物件を買ったら老後もなんとかなるのでは…というような気持ちがせめぎあって、よく物件を調べていた。
しかし、結局、決して安くはない東京暮らしに固執してしまっている。
地方の家は、本当に余っている。東京であっても、築の古いマンションも良く余っている。余りあるほどのあまりぶり。
ある時SNSで、自分の地元の県の中古戸建てを買った、フレンドのフレンドのフレンドくらいの距離感の方を見つけて、ついつい過去の記事を読ませていただいた。普段、直接の知り合いでもない方の記事は読まないのだが、その方が、どうしてそんな不便なところの物件を買ったのかが気になり、ついつい読んでしまった。こたつは所有してないが、こたつライターならぬ、こたつ地方都市ジャーナリストである。
その方は、少し前まで、都心の素敵なお店で食べたり飲んだりしている様を、よく写真付きでSNSに書いていた。しかし、急に一戸建ての家を購入して引っ越した模様。どうやら、家を買った地域で育ったとか、地元なわけでもないらしい。
家を買った後に、このあたりには、美味しいお店などが、何もないという失望に満ち溢れた書き込みが溢れ出した。
いやいやいやいや!あるわけないよ!◯◯市だよ!私の地元より、はるかに何もないところよ!
せめて昔からの仲の良い友達がいるとか、頼れる親戚がいるとかならまだしも。。
私の推測なのだが、その方は、単純に部屋の平米数と築年数、スーパーから何メートル、というような情報だけをネットか何かで見て、格安!戸建て!これなら今の貯金で買える!東京の◯分の一!というようなことで、あれよあれよと買ってしまわれたのではないか。その地域の何もなさ、サイゼリヤやガストに心を躍らせ、広いバーミヤンすらも夢のレストランであった(自分は18歳までそうだった)そんなその地域のリアルを教えてくれる人は、購入時に、誰もいなかったのではないか。地方側からこれだけ人口が減っているのに、何も知らずに来てくれる無垢な東京(および東京近郊)の人はとてつもなくありがたい存在だと思う。しかも、都内から見たら、安くとも、地元の人にとっては何の価値もない(失礼な)高額な古い空き家を買ってくれるなんて。
自分としては、自分が生まれ育った地域の地方と近い規模の地域の家やマンションは、本当にいらない。なぜなら、家賃が安かったとしても、それにあまりある、何も無さが耐えられないからだ。また、家賃がたとえ安くても、管理費や税金は固定でかかるから、本当にいらない。親族が住んでいた家が空き家になっている、というような、近い関係性だったとしても、ますますもって、いらない。掃除や草むしり、水回りのメンテナンスなども、ネズミの駆除なども、とても大変だからだ。
地方、と言っても、いろんな都市がある。京都、大阪、神戸、福岡、札幌などの大都市圏は別だけど、身寄りがなく土地勘もなく仕事に行きやすいわけでもなく新幹線が通らないところの家やマンションなんて、絶対に!買わないよ!
賃貸で少し住んでみるのはありだけど、でも土地勘がある東京、東京近郊以外は、自分の生きてきた中の知識では、生活に必要な情報がなさすぎる。
もちろん地方に住み始めてとても快適な暮らしをしている人もいると思うが、多くの地方出身の人々は、命からがら東京に出てきているのだ。何も知らずに移住をして後悔している人がもしこれを読んでいたら、すぐに東京の郊外かベッドタウン周りに引っ越すか、便利な駅でもそこまで危険もなく条件が良いマンションなどは結構あるから、すぐにでも、引っ越したほうがいいと思う。あと、何の身寄りもない地方の辺鄙な地域の家は買わない方がいい(特に女性一人暮らし)と思う。
※個人の感想です!
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