AWS Python SDK(Boto3)を触ってみる
おはようございます、ねすたです、よろしくどうぞお願いします。
今回は初挑戦のため覚書程度ですが、AWS Python SDK(Boto3)を触るための環境構築を記述していこうかと思います。
【環境】
Mac OS Catalina (10.15.7)
AWS CLI v2
Python 2.7.16
1.AWS CLI v2をMacにインストールする
普段ねすたはAWSの各種操作をコンソールのみで行っておりましたが、とある案件によりAWS CLIを扱う必要性を感じることとなります。
「やだなぁ...」と思いつつ調べてみると、v2があるとのことなのでせっかくなら新しいほうを使ってみたいという浅はかな理由でインストールすることにしました。
AWS CLI インストール手順
①https://awscli.amazonaws.com/AWSCLIV2.pkg でインストーラをダウンロード。
②インストーラを実行し、各種設定はすべてデフォルトにして完了までポチポチする。
ーーーーー
はい終わり〜。
てなわけでAWS CLIの動作確認。
$ which aws
--> /usr/local/bin/aws
インストール先のディレクトリが返ってきているので大丈夫そう。
なので設定。
$ aws configure
■AWS Access Key ID:よしなに
■Secret access key:よしなに
■Region:ap-northeast-1
□Default output format:json(デフォルトのまま)
できた。
※ユーザが問題ないかはこちらのコマンドで。
$ aws sts get-caller-identity
2.Pythonのインストール
すでに別件でインストール済みであったため割愛します。
3.Pythonの実行
実はPythonファイルの実行やったことないんですよね。
VS Codeなら気軽に実行できるっぽいのでとりあえず
-- hello.py
print("Hello")
を作成。※格納先:/Users/nesta/Desktop/work/python/hello.py
実行したら
Hello
おっけおっけ。
ターミナル上でも確認。
$ cd /Users/nesta/Desktop/work/python/
$ python ./hello.py
--> Hello
いいですね。
4.AWS Python SDK(Boto3)のインストール
ここから本題となります。
インストールに関してはこちらで完了。
$ pip install boto3
動作確認。pythonファイルを変更。
-- hello.py
import boto3
print("Hello")
linuxで実行。
$ python ./hello.py
--> Hello
エラーにならなければOK。環境構築は完了!
こちらからは以上です。
ex.トラブルシューティング
1.pip install boto3がエラーになる
→pipの場合、Python2.7が実行されるとのこと。なので、
sudo pip3 install boto3
と、pip3のPython3で実行するのが吉。
2.xcrunのエラーが出る
boto3インストール時に
xcrun: error: invalid active developer path (/Library/Developer/CommandLineTools), missing xcrun at: /Library/Developer/CommandLineTools/usr/bin/xcrun
上記のようなエラーが出る場合、以下のコマンドによりXcode Command Line Toolをインストールする。
xcode-select --install
なんかポップアップが出て聞かれるので、「インストール」を押下。
Xcode Command Line Toolインストール後、再度boto3をインストールすると、正常にいけるはず。
※Macのメジャーバージョンアップ時に発生しがち。