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宮前小学校アウトリーチ活動

皆さんこんにちは、NESラボステーションです。

NESラボステーションでは9月20日、宮前小学校6年生の皆さんを立正大学品川キャンパスにお招きして、 〜「未来の食と農」のために私たちができること~ をテーマにアウトリーチ活動を行いました。
生徒の皆さんには各自興味のあるブースを回ってもらい、「食と農」についての現状や課題について大学生と一緒に考えてもらいました。


1、発表の内容

大学生は関心のあるテーマ毎にグループに分かれ、以下の5つのブースを展開して発表を行いました。
また今回は、明治大学農学部の皆さんも一緒に活動をしました。

・有機栽培ってナニ?〜農薬や肥料と有機栽培の野菜について考える〜
・迫り来る食糧危機!?未来に生きる私たちができること
・日本の農家減少!? 持続可能な都市農業について考えよう!
・六次産業化とは?〜群馬県嬬恋村から考える〜
・海外と日本の野菜の売られ方の違いについて(明治大学)

児童には、このうち興味のある3つのブースを選んで発表を聞いてもらう形式で行われました。


"日本の農家減少!? 持続可能な都市農業について考えよう!" のブースの様子

2、発表するにあたって大変だったこと

 「食と農」はとても広いテーマで、私たちでもなかなかすべてを十分に理解するのは難しいことです。その中から「食と農」の何を選んで、どんなことを小学生と共有したいか。そして、そのことをどうすれば小学生に分かりやすく伝えることができるか。自分たちが興味を持ったことを小学生と学び合いたい。そんな思いで発表直前まで模索しながら準備をしました。
実際に、文字だけでなくイラストを交えて分かりやすく説明したり、一緒に話し合う時間を設けたり、発表後に各ブースで〇✕クイズを出題して全問正解すると立正大学のグッズをプレゼントするなど、小学生でも楽しめるさまざまな工夫を行いました。

"六次産業化とは?〜群馬県嬬恋村から考える〜" のブースの
○×クイズの様子

3、大学生の発表を聞いた小学生の様子

分からないことがあれば手を挙げて積極的に質問をしていたり、小学生同士で話し合って答えを導き出している姿が多く見られました。

また、
・これからの食生活を見直していきたい!
・農薬についてもっと考えてみようと思った!
・以前から興味はあったが、大学生の意見を聞いて考えが変わりました!
など、とても嬉しい感想をもらいました。


4、終わりに

今回は、宮前小学校6年生の皆さんとのフィールドワークの様子をお伝えしてきました。
「食と農」は私たちと密接な関係にあり、持続可能な社会に向けてさまざまな課題が残されているのが現状です。私たちの取り組みを通じて少しでも多くの人に興味を持ってもらい、「食と農」の問題がより広まっていって欲しいなと思っております!


※ 今回の我々の取り組みが品川区のホームページに掲載されました。ぜひご覧ください!

区立宮前小学校と立正大学が連携 「未来の食と農」プロジェクトを実施

担当 : 澁澤 (3年)、岡村 (3年)


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