証言6

20時前に退勤。冷蔵庫の食材が多分あと一日分しか残ってなかったのでスーパーに寄る。気持ち程度の筋トレをし、晩御飯を食べたのち、買ってきた鯖を冷凍用に小分けにしたり、ブロッコリーを塩ゆでにしたり。そして風呂から上がればもう24時前。

なんで退勤後はこんなに時間があっという間に過ぎるんだよ。

ここまでにこなしたタスクは、あくまでタスクとしてやっていることなので、気分的にはやりたいことをやったうちには入らない。ほんのちょっと、ほんのちょっとだけ今まで見ないふりをしてきた「まともな生活」というものに手を伸ばしてみただけでこんなにも時間的に圧迫されてしまうなんて、恐怖ですらある。………………と書いたところでただの自堕落アラフォー独身男性の世迷い言のように思えてきた。

こういうことだけやって過ごしてるとどんどん老けていくのだろうかと考えながら、せめてもの抗いとしてゲーム(ゼルダ)をする。すると不思議なことに今度は睡眠時間が……みんな本当にどうやって生活しているんだろう。

月曜だということを思い出し、キングオブコント優勝後の空気階段の踊り場を生で聞こうかと思ったが、火曜朝の通勤タイムを乗り切る大事なツールなので苦渋の選択だったが我慢した。

お笑い賞レース自体にはまるで興味がないが、空気階段は大好きなのでTVerでキングオブコントを見たけどほとんどのネタが笑えなかった。これはお笑い評論家気取りとかではなく、ネタで笑うことがほとんどない。昔から「え、これおもしろかったのか？」と思ってネットで調べると好評だったりして本当に分かんなくなる。あまりにもこれが続くので、自分の感情が壊れてるんじゃないかとちょっと不安だったりする。(芸人否定とかじゃないです本当に。そうじゃないんです。)

それでもおもしろい時は笑うので、自分の基準がよく分からんすぎる。ちなみに今回の空気階段の一発目のネタは普通に笑った。ここ数年、他に笑ったことを記憶しているネタだとかが屋の年金のやつ。あれめっちゃ好き。

ネタだと笑わないけどラジオ聞いてる時はだいたいニヤついてるし自分で思っているより異常人間なのか？もしそうなら早めに誰か指摘してください。頼む。

そんなこんなで翌朝に踊り場を聞くことを楽しみにしながら就寝。

※別に1ミリも病んでないです