時をかける壮年

夕方に起床。冷凍している鯖がなくなったので買い物に行かねばと思うも、動く気が起きず、豆腐・納豆・卵・もずくで食事を済ます。食事に気を遣っていること自体にそんなにストレスはないけど、どうにも身体に元気がない気がして、さすがにやりすぎてるかもしれん、と久しぶりにちょっとお菓子とか食べるかとスーパーに行く。道中、明らかに気分が悪くなり、低血糖っぽいので今日はもう食っちゃおう、ということでチョコフレークとスコーンBBQ味を買う。意地になってたけど無理は違うしこれでええ、これでええんや、と自分をめちゃくちゃ説得したがいざ食うと無理して食ってる感もあってイマイチ気分上がらず。ワガママすぎ。

食う決意をしたのにはもう一つ理由があって、夜クラブに行くか悩んでいた。行ったら酒飲むし、食うなら今日だなみたいなのがあった。

ワクチン2回接種しているとは言え、人のいる場所に積極的に行く気にはなれず、基本は自宅で過ごしているものの、さすがに友人達に会いたくなり直前まで悩んだ結果行くことにした。出演イベントの2週間前は遊びに行かない、という自主ルールにも則っているのでストレス開放デイ。大袈裟でもなんでもなく、クラブ関係以外で友人がいない一方で、クラブ以外では会わないのでイベントに行かないと会えない人だらけ(クラブ以外でもその人らと遊べよという意見は分かるがそれはまたちょっと別の話し……)。一人遊びは得意だし元々引きこもり体質とは言え、さすがに限界だった。

おそらく1年半ぶりに終電近くの電車に乗り渋谷に向かう。かつては慣れすぎていて新鮮味もない行動だったのに、どことなくソワソワし、渋谷駅に着いて改札を抜けた頃にはタイムスリップしたような気さえした。

24時を回った道玄坂はかつての光景とほぼ変わりなく、緊急事態宣言が開けたからなのか、それとも今までもそうだったのかは、夜の渋谷から遠のいていた自分には判断がつかなかったが、マスク未着用率の高さにはびっくりした。すれ違う外国人カップルはもとより、キャッチのお姉さんたちが誰一人マスクをしていなかったのはさすがにどうなのかと思いつつ、まぁこれはこれで渋谷っぽいのか。

このイベントなら知った顔が多そうだなという目論見通り、振り向けば友人、という状況が嬉しすぎて案の定飲みすぎる。同郷仲間にたくさん会えたのもよかった、音楽の話しもいっぱいできてよかった、しょうもない話しもできてよかった。当たり前だけど一応書いておくとイベントに来ているみんなはマスクをしていた。

帰り道でラーメンを食べ(今回は完食した)、この様子だと明日は一日寝て終わるんだろうな、こうして週2日の休み半分を溶かすのは久しぶりだなと予想はしていたものの、朝8時頃に寝て、起きたらまさかすぎる24時。タイムスリップしたような気さえした。


Time waits for no one.
                  ↑
                 (゚Д゚)ハァ?

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