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【自己流練習法】室内でのキャスト練習について【スピニングタックル編】
お疲れさまです、拶双魚です。
自分にしては珍しく(?)釣りの技術面の話を書こうと思います。
メソッドだとかテクニックだとか呼ばれるものより
魚の目の前に仕掛けを送り届けられるかどうかの方が
釣りをする上では大事だと思っておりまして、
キャスト技術(…と、あとはドリフトのコントロール技術ぐらいかな?)に関して言えば後者に影響するものなのである程度重視しております。不器用ゆえ上手くはないんですけどね…
練習して何となく掴めつつあるコツについて、ある程度言語化しておきます。
(覚えた感覚をすぐ忘れるもので…小中高の頃の体育の授業でもある程度こうしてアウトプットしておけば、知識理解とか意欲が十分でも技能がポンコツのまま全く成長しなかった結果5段階評価で3まで落とされるなんて事態にはならなかったのかな…)
練習方法
投げ縄結びで首の部分を括ったグラスミノーSを
3m先、目線より少し上の高さに吊るしたハンガーの枠を通し
その向こう側の壁に貼った的に3回連続で当てることを目標に
壁に背中を付けた状態で繰り返しキャストする
使用したタックル
ロッド:鱒レンジャーSP40
リール:18レガリス2000
ライン:Avani LightGame Super Premium PE 0.4号
リーダー:フロロ0.9号 3ヒロ
詳細と目的
3m先のハンガーが目標なので、3ヒロのリーダーを使っている以上、PEラインまで出ることがありません。
→モノフィラメントラインを終始扱うことになり、スピニングタックルを正しく扱えていないとトラブルの元になる
→正しく操作する癖をつけて、スピニングタックルの正確な扱いに慣れるのが目的
吊るしたハンガーの枠を通し、3回連続で的に当てる
→繰り返し投げれば7回に1回は成功するのですが、この手の技術はここぞという時に決まらなければ意味がないため
→ハンガーを経由して的に当てる、というように2点を指定することでコースが絞られる
→確実性を上げ、着水地点の調整力だけではなく弾道のコントロール力も鍛えるのが目的
鱒レンジャーSP40とグラスミノーSを使い、壁に背中を付けてキャスト
→某釣り業界の大御所がキャスティングマスターでやっていたことですが、前方の少ないスペースで竿の反発力を活かして投げる習慣をつけるという目的で導入しました。
コツ
3連続で成功できてはいませんが、精度が上がってきて2回までなら続けて通せるようになってきました。
現時点で分かってきた主なポイントとして、
・ルアーの重みを後ろに軽く放り込む感覚で小さくテイクバック
・反発力を逃さないように、かつ力んでブレない程度に握って固定する
・体の軸を揃え、狙うコース(この室内での練習法の場合はハンガーと的を線で繋いで壁より奥のコースをイメージする)から視線を外さない
…といったところが挙げられます。
大きく振りかぶろうとするとコントロールが付きづらく、ブレが大きくなるほか竿の反発力を活かしきれません。
また、前に投げようという意識が強く出ると力んでしまい、押し込むようなキャストになってしまうようです。
飛ばすのはあくまで竿の反発力であり、自分の腕力はルアーの重みで竿を曲げることと竿を固定することに費やすと上手くいくようなので、キャストする時の力加減で細かく調整するのは少々難しいと思います。
(もっとも、竿に対して軽いルアーを投げたいときなど反発力が使えない状況なら話は別でしょうが…)
微調整は飛行中の軽いフェザリングで行っていったほうが良さそうです。
まとめ
スペースの限られた室内でスピニングタックルを使ったキャスティングの練習をする方法を紹介いたしました。
遠投の練習にはならないと思いますし、置かれた状況も使えるタックルも体格も人それぞれでしょうけど、誰かの参考になれば幸いです。
外出できなくても工夫次第でキャストの練習は出来ますし、暇な時に練習しておけば次の釣りで釣果に結びつくかもしれませんよ。
ベイトタックルやテンカラ釣り、フライフィッシングに関しては練習方法の模索中です。
良いのが出来てきたらそちらも出してみようかと思います
ではでは。
P.S. あまり何度も繰り返していると腕と人差し指がしんどくなってくるので、時間を決めてほどほどにしておきましょう…
距離自体は至近距離なので思っている以上にキャストの頻度が多くなりますし、練習で身体を壊しては本末転倒ですからね…