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映画「輪るピングドラム」前編 今更ざっくり箇条書き感想
後編の公開前日に前編の感想とイラストを
今更ながらあげてみる。
![](https://assets.st-note.com/img/1658412537707-fWIyJCjr9o.jpg?width=1200)
・ありし日の陽毬みたいに
カエルくん地球を救うを探す二人。
ペンギンに導かれて、陽毬のときと同様に
エレベーターで地下60階?へ。
関係ないけど、この辺りTVシリーズでも
アリス・イン・ワンダーランドみたいだなと思っていた。
・序盤の実写、冠葉と晶馬がTVシリーズの
物語を忘れているので、この作中もリアルと同じく
10年の時が経った設定なのかな?
・そらの孔中央分室にプリクリ風の桃果がいて、
司書だと名乗る。
テレビ版では眞悧が司書だった。
そらの孔分室は銀河鉄道でも、この物語でも
あの世とこの世の境目。(と個人的に解釈している)
そこの司書が眞悧から桃果に変わった。
これの意味するところが気になる。
・桃果ちゃん成長してる…!
・見せられた本が「カエルくんピングドラムを救う」
・「イマージーン!」から
「ディスティニー!」
・桃果「きっと何者かになれるお前たちに告げる」
・運命の輪を乗り換えたのに、また閉じるとは…?
・新キャラペンギンが
眞悧らしき何者かにアカウント乗っ取り(?)される。
・エンディングでノルニル流れてエモすぎた。
そして最後、女性のマークらしきピクトグラムが気になった。
テレビシリーズではあまり見なかったような?
・これは前編でありおさらいであり予告編なのかな?
以下、予想と希望的観測
・「君の列車は生存戦略」
君=冠葉、晶馬
ある意味、運命の至る場所で救われない
冠葉と晶馬の存在を救うのか?
・ Re cycleと桃華
桃が東洋的な概念なら輪廻転生?
個人的には、二人ともいっそ生まれ変わってくれよと思ったりして。
・テーマ曲の「僕の存在証明」も気になるんだよな。
救済はないけど君が笑った、
何度業火に灼かれても、とか
冠葉と晶馬のことかなって…
焼かれてあの世とこの世の間にある
存在証明されない存在。
25年前のウテナ、10年前のピンドラ。
両方リアルタイムで視聴していた。
当時、全て受け取り切れなかったけれど
(今も受け取り切れているかは怪しいけれど)
何かを伝えようとしていることは受け取っていたし、
ずっと心に残っていた。
なんの皮肉か、シンクロニシティか。
昨今の事件や世相が、ピンドラで描かれた世界を彷彿とさせるけれど。
幾原監督が10年経って、何を伝えようとしているのか楽しみなので
後編もなるべく早く観に行こうと思う。