記事に「#ネタバレ」タグがついています
記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
見出し画像

【ネタバレあり】オランピアソワレ 共通&璃空√感想

とりあえず今日から思いつきでプレイした乙女ゲームの感想をつらつら綴っていくことにしました。本作品においては続編も発表されましたし、私のようにあらためてプレイしている方もいるかもしれないので。(4年も待ったぜおいw)

本記事は、プレイしたゲーム忘れないためのメモ代わりみたいな側面もあるのでなんでも許せる人向けですw
本当は全キャラまとめて書きたかったけれどすごい量になりそうなので、一旦分けました(笑)

また、基本的には乙女ゲームの紹介というよりかは、プレイ済みの人向けへの感想共有みたい感じを想定しているので、まだプレイしていない方は要注意です❗

オランピアソワレの概要

  • プラットフォーム:Nintendo Switch

  • メーカー:オトメイト

  • 発売日:2020年4月16日

  • CERO:D(17歳以上)

  • 公式サイト:https://www.otomate.jp/olympia/

プロモーションムービーとOPムービー

プロモーションビデオを一目見て「絶対買うぞ!!」と思いAmazonでポチりました!!さとい先生の描くキャラクターが個人的にとても好みですね。

元々乙女ゲームの趣向としては、現代モノよりもこうしたファンタジー要素強めな話が好きです私。

あらすじ

【白】の少女が舞うと夜が遠離る。

自らを「オランピア」と名乗り、
人形のように微笑むこともなく、
人形のように舞い續ける彼女を
人々は敬い、恐れていた。

命よりも色を重んじる天供島で、
彼女はたった一人しか存在しない色を持つ。

稀少な【白】を途絶えさせないために
ここで18歳を迎えた彼女は交配相手を捜さねばならない。

『天女島で産まれた貴女は特別なのです』
『この島のどんな色の男でも自由に選ぶことができます』

過去の出来事から外界との交流を拒んでいた彼女は
亡き母の言葉を信じて一歩を踏み出す。

本当の自分を愛してくれるものを見つけるために。
自分が求める魂の半身と出逢うために。

(引用:https://www.otomate.jp/olympia/story/?page=storypage

攻略順

今回は璃空→時貞→玄葉→縁→ヒムカ→朱砂の順番で攻略しました。朱砂氏が制限ガッチガチでしたねw あんまりメインヒーローを特別扱いするの好きじゃないけど、まあ物語の構成上仕方ないのかな。

共通ルート感想

本作では、主人公の18歳の誕生日~1週間の間に起きた出来事が共通ルートとされています。PSP時代の乙女ゲームとかでよく遭遇する共通ルートに比べれば短く感じましたが、最近の作品のなかでは長いほうかもしれません。4時間以上はかかったと思います。

物語開始早々ただならぬ雰囲気で、シリアス全開フルスロットルでしたね…。結構びっくりしました。そんでやたら声のいい道摩に「おまえを愛してくれるやつなんかこの世におるん?(超意訳)」とひどいことをいわれ、ショックを受ける主人公。私もショック!w

でもワタクシ…このときからなーんか道摩怪しいぞって思っておりました!!もしや…主人公のお父上なんじゃねと…(名推理)

だってCV速水さんだしw(迷推理)

共通ルートが終わる頃にはメインキャラとサブキャラはほとんど出て来てる感じでしたね。そしてもうすでに朱砂氏といい感じじゃね??と思ったのは私だけでそうか…。 璃空なんて共通ルートでゼロからマイナスになってるというのに!!w

あとは主人公、引きこもりの間は本とか読んでたというけど、天供島についてあまりにも知らなすぎないか!?

色層のことぐらいは知っておきなさいよ…朱砂と玄葉がやさしく教えてくれたからよかったけどw 

まあ主人公は悪い子ではないけど、ちょっと無鉄砲というかデリカシーないというか、共通ルートではそういう印象を受けました。はい。

正直共通ルート終了時点では、メインキャラクターよりも海里のビジュとあのひねくれた性格に一番心ひかれていたワタクシ…( ̄∇ ̄;)ㇵㇵㇵ

璃空(CV:島﨑信長さん)

https://www.otomate.jp/olympia/special/?page=twitter_item

璃空は本作のプロモーションムービーを見たときからビジュアルがワタクシのどタイプで、すごくシナリオが楽しみなキャラでもありました。公式やSNSでは璃空√を最初にプレイする方が多かったようなので、私も彼らに倣い璃空√からプレイしました。

璃空√では関係性が0どころかマイナスから始まるので、ここからどうやって恋愛に持って行くのかドキドキでしたね。きっかけは璃空の魂籠(たまごめ)の舞をオランピアが見て感動するところから始まるのですが…

正直ここからはツッコミどころ満載ですw
最初、オランピアは璃空が舞を舞っていることを知らずに当の本人に向かって魂籠の舞を大絶賛するのですが、そのときの璃空のあわてぶりがもうすでに「ぼくが舞いました」と言っているようなものなのに、全く気付かないオランピア氏w

オランピアちゃんは結構な頻度で鈍感ムーブ発動しますね(笑)
まあそこからとんとん拍子でいい雰囲気になるのですが、個人的にきっかけとしては好きになるほどのものか?とちょっと疑問ではあります。あとはペットのだいふくに璃空が餌付けするシーンでオランピアがドキッとするシーンがあるので、きっかけとしてはその2つなのかな~

郵便配達する主人公に向かって黄泉に行くなと釘を刺す璃空ですが、このときから璃空はオランピアに対してもしかすると羨ましさだったり眩しさだったりするものがあったのかもしれませんね。

途中、璃空は明らかにオランピアのことが好きなのに「俺たちは友だち!!」と言ってみたり、珠藍大姉と叉梗の影響やハズシの事件が重なって主人公に超冷たくなったりと、情緒不安定ですw

正直私がオランピアならこの時点でちょっともういいかなって思うのですが、オランピアちゃんは諦めないんですね。この√のオランピアちゃんは個人的に好きと自覚してからが粘り強くて好印象です。

璃空が主人公との関わりを避けている最中に、賊がオランピアを誘拐しようとするのですが、そこに璃空が鉢合わせて、なんと賊に対して人を殺めることができる力である坺(ばつ)を使ってしまうんですね。この力は恐ろしい力で島では本当に一部の者にしか使えません。だから死者を弔う以外で使ってはならないという決まりもあるのです。

1つ目のbadエンドはここが分岐で、badだとこのときに璃空は賊を殺してしまいます。そして璃空は黄泉落ちし、一生死刑執行人として生きていく…そんなエンドです。このbadエンドで疑問だったのが、オランピアへの璃空の気持ちです。

正直このbadの段階ではオランピアが璃空のことが好きなのはまだ理解できても、璃空側からオランピアのことが好き~みたいな描写はまだ少なくて、いきなり最後の独白で「俺はオランピアを一生愛し続けまっする」といわれても、本当にピンときませんでした。

Happyだと未遂で終わってそこから話が進んでいきます。坺を生きている人間に使ってしまったことで、璃空は伊舎那天で長3人に怒られて、そこからいい意味でふっきれます。しかも審問の場でお互いに想いあっていることを暴露するしw でもあのシーンで私は璃空のことがもっと好きになりましたね。

ここからの璃空が本来の璃空なのかなと感じました。素直で誠実な彼の本来の性格が見えてきます。青の色紋を自ら外したり、賊を自分で捕まえるために黄泉にしばらく滞在したりとやりたい放題w
黄泉で人生の夏休み送っててちょっと面白かったですw

そこからもさらにオランピアと璃空の関係は深まっていくのですが、「好き」を伝えるのはもっと自分がいい男になってからと宣言します。でも、わりとそのあとすぐにお互い想いを伝え合うシーンが出て来るのであの宣言は一体なんだったんだと宇宙ネコ状態のワタクシ。

その想いを伝え合うシーンの直前に、璃空がハズシの子だという事実がオランピアに明かされるのですが、やっぱりそれを言わずして「好き」とはいえないということだったのかな~と今になって思います。知らんけど。

でも、想いを伝え合うシーンはスチルも綺麗ですごく見ごたえがありましたね。髪が璃空の青に染まるシーンもすごく幻想的でした。

その後はオランピアを襲った賊が叉梗の差し金であったことがわかり、朱砂と玄葉、オランピア、璃空の4人で叉梗を問い詰めにいきます。叉梗は彼らが来ることを知ってか知らずか海で話そうと提案してくるので舞台は海岸に。

2つのbadはここですね。自ら命を絶とうとする叉梗とそれを止める璃空がもみ合っているところで、急に大波が彼らに押し寄せます。badだと2人は海に攫われて二度と帰ってこない結構後味悪目のエンドです。

でも、このエンドは結構大きな真相に辿り着くエンドだと私は個人的に思っています。珠藍大姉と珠藍大姉の実兄である叉梗が想いあっていることが発覚するからです。そして珠藍大姉のこれまでの生い立ちも踏まえると、なぜ珠藍大姉がどこかオランピアに冷たかったのかが理解できます。

自分で好きなお婿さんを選べて、道摩の屋敷で好きなだけ学べて…珠藍大姉が求めていたものをオランピアはいとも簡単に手に入れているわけでしたら。

でも、badの最後のシーン、私本当に好きなんです。今までわかりあえなかった珠藍とオランピアが失ったもの同士一緒に世界の終わりを待つスチル。まーじであのスチル大好きです!!(2回目)そしてワタクシ珠藍大姉もめっちゃ好きなんですねw 沢城みゆきさんのお声がもう良すぎて…! もちろんキャラとしても本当に魅力的だと思います。続編めっちゃ楽しみ~~~~~!!!!珠藍大姉攻略させてくれ~~~!!

badを回避すると波は押し寄せるものの、オランピアの鶴の一声で間一髪攫われずに済みます。なんとかそこから叉梗の問題は片付き、あとは珠藍に結婚の許可をもらい、晴れて魂の半身となれるわけです。

珠藍大姉に結婚の許可をもらうシーンでは、なんていうか璃空の人間的な成長をすごく感じました。今まで島を導いてきた珠藍大姉のことをリスペクトしつつも、この島の変えるべきところは変えていきたい、そんな璃空の思いが伝わってきました。

そして璃空は「どんな色も等しく尊い」という旨を大姉に伝えます。序盤の璃空からは考えられない発言ですね。そんな心を決めた2人に対して、最後珠藍大姉がちょっと吹っ切れたような、もやが晴れたような雰囲気で話していたのが印象的でした。そしてちゃっかりオランピアの学舎への入学も許可されるっていうw きっと珠藍大姉も心のどこかで気にしていたのかな。

まあ、そんな感じで

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?