Homecomings
自分で決めて外に出て、自分で決めてすぐに戻ってきた。
なんだか少し恥ずかしいことのように思える日もあった。
だれかが言った何気ない一言が、ずっと気になって、引っかかって、大事にしていたいと思うこともあるし、どうしたって受容できないことだってある。
そうやって毎日ぐるぐる考え事をしている間も、ずっと寄り添ってくれているバンドがあった。
彼らがこれまで教えてくれた言葉も、風景も、空気も、気付けば全部がお守りになっていたんだな。
新しいアルバムのMoving Daysをきいていて、やさしいだけでうれしかったよってきこえてきたとき、間違っちゃった時のことも、なんだか救われた気がした。
そしてその言葉は私の彼らに対する思いでもあった。
時間も場所も、いろいろなものが移ろう中で、彼らも変わりながら、でも変わらず、ずっと伝えてくれる曲があって、その事実が本当に嬉しくて、Homecomingsに出会えて嬉しくて、私の寂しい気持ちも愛しく思えたりする。
写真は昨日作ったプリン。
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