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元・有鄰庵おかみ 『はたちゃん』のいま。
こんにちは!クボチサトです。
いつもはお仕事として、『美観堂』noteで記事を書いているのですが、今日は番外編。
お店のお話からは少し逸れて、私個人の『note』にて、姉妹店『有鄰庵(ゆうりんあん)』にまつわる、”ある方”とお喋りしようと思っています。
初めにお伝えしておくと、気持ちがとても高ぶっています。
いつもより熱を帯びた『note』になりそうです。
まずはじめに。
先日、スタッフの『じっふぃー』がお伝えしてくれました。
ゲストハウス『有鄰庵』は、新しく生まれ変わります。
このお話を聞いた時、私はある三人のことが、とても恋しくなりました。
その一人が、今回お話する『はたちゃん』。
ゲストハウス『有鄰庵』の元・おかみさんです。
(私のお隣、一番奥がはたちゃん)
というのも、いま私が『美観堂』で働いているのって、ゲストとして『有鄰庵』に泊まったことがきっかけで。
「えんを広げる古民家」という名の通り、ここでの出会いは、私の幅を大きく広げてくれました。
私に刺激をくれた『はたちゃん』はいまどこで何をしているのか。
彼女にとって、『有鄰庵』はどのような場所だったのか。
3年ぶりに連絡を取り、インタビューをしてきました!
彼女の紡ぐ言葉がとても素敵だったので、なるべく原文のまま、お伝えしようと思います。
1.プロフィール
ーはたちゃん!今回はインタビューに答えてくれてありがとう。まずは簡単に、今のプロフィールを教えてください。
はたちゃん みなさん、お久しぶりです!2014年の秋から、カフェとゲストハウスでお仕事をさせていただきました、畑上(はたがみ)です。
現在、色々あって福岡県で暮らしています。そしてこれも『有鄰庵』でのご縁がきっかけなので「えんをひろげる古民家」はすごいな、と思います。海と山と街が程よくあってごはんがおいしいところ。今はほとんど訪れたことのない九州巡りを計画中です。
2.はたちゃんと『有鄰庵』
ー『有鄰庵』で特に思い出に残っていることはありますか?
はたちゃん ”特に”というと実はあんまり「これ!」というのが思いつきません。強いて言えばゲストハウスのテンションが最高潮になる(と思っている)年越しイベントや、2ヶ月以上の滞在を経て最早スタッフのようになったゲストさんがいたこと、かな。
だけど、あんなことあったなぁ...こんな人がいたなぁ...とひとつ思い出すと、鎖のように次々と色んなことを思い出すのです。一緒にお仕事をしたスタッフ、いつも助けてくれたヘルパーさん、宿泊をきっかけに色んな変化があったという人、ゲストハウス開業合宿で出会って旅のきっかけをくれた人、今も仲良くしてくれるゲストさん、地域の方々、など本当にキリがなくて。『有鄰庵』で過ごしていたことそのものが、ひとつの大きな思い出のような気がします。
ーそんなはたちゃんにとって、『有鄰庵』はどんな場所でしたか?
はたちゃん 「倉敷美観地区の有鄰庵」という場所でしか感じることが出来ないエネルギーみたいなものが確かにあって、その場を離れてみるとそんなエネルギーを感じられる場所は日常にはあんまり無いんだな、と気がつきました。本当に稀な場所だと思います。
3.はたちゃんの美観地区おすすめスポット
ー美観地区にエネルギーを感じていたはたちゃん。一番おすすめしたい景色を教えてください。
はたちゃん かなり迷ったんだけど、年末年始の阿智神社です。
町全体の年末年始の空気感が好きで、この時期は神社に水引飾りがたくさん付くのも好きでした。そして『とんど焼き』(正月飾りを投げ入れて燃やす行事)の日に飾りがもらえるので頑張ってゲットしに行ってました。
4.これからの『有鄰庵』へエール
ー最後に、新しく生まれ変わる『有鄰庵』にエールをいただければ嬉しいです。
はたちゃん 思い出の多すぎるゲストハウスがなくなるのはやっぱり少しさびしいですが、時代とともに「えんをひろげる」新しい在り方へと変わっていくのもまた、『有鄰庵』らしいというか生きているんだなぁという感じがします。きっと素敵な場所になるに決まっています。とても楽しみです。倉敷を訪れた際にはまた寄らせてください。
ー「きっと素敵な場所になるに決まってる」という言葉、この上なく嬉しいよ。ぜひまた、新しい『有鄰庵』にも遊びに来てね。
終始、やわらかくも芯の通った言葉を紡いでくれたはたちゃん。
彼女とは同い年なのですが、どこかお話をするときに背筋の伸びる私がいて。それは、はたちゃんの持つ真っ直ぐな視線と、おべっかよりも本音を語ってくれるところにあったことを思い出しました。
久しぶりにお話できて、とてもよかったよ、はたちゃん。
ありがとうね!
さて、明日は『有鄰庵』の宿長(やどちょう)・うーちゃんが登場。
こちらも楽しいお話が満載なので、ぜひチェックしてくれたら喜びます...!