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【グループワーク編】 非美術系の学生によるYUMEMIデザインインターン奮闘記✍️

このnoteは、YUMEMI Summer Design Internship 202310日間(2023年9月4日~9月15日※全日程オンライン開催)参加した記録です。

こんにちは!
デザイン学習中の修士2年 セイです!

今回は株式会社ゆめみで10日間行われたサマーインターンへ参加してみて、そこでの学びや気付き、奮闘したことについて書きたいと思います。

このnoteがこれからデザインインターンへ参加をする方や、ゆめみに興味を持っている方へ(それ以外の方にも)届いたら嬉しいです、、!


YUMEMI Summer Design Internship 2023 のキービジュアル

まずインターンが開始する1ヶ月から半月ほど前に、事前にインターンの概要やテーマの共有がありました!
コンセプトやテーマが明記されていたので、インターンを活用するためのイメージをここで明確に持つことができた印象です。

インターン概要

コンセプト

💡ゆめみを遊び尽くすインターンシップ

1. ゆめみを体験する

「成長環境No.1」を掲げるゆめみの環境を余すところなく体験できます。ゆめみメンバーと交流したり、社内の勉強会に参加したり、社内インタビューをしてリサーチに活用したり…
自律・自学・自責を重んじ、成長することに本気なゆめみの空気を実感してください。

2. ゆめみと考える
インターンシップで取り組むテーマはゆめみメンバーも答えを知りません。
自分だけの切り口で課題に向き合うあなたの思考を、ゆめみメンバーが全力で支援します。
ほかのインターン参加者と一緒に考えを掘り下げるワークを行い、自分なりの課題解決のしかたを学ぶことができます。

3. ゆめみでチャレンジする
デジタルプロダクトであれば、どんなものをどんなプロセスで作ってもかまいません。
「次はこれを作りましょう」といった指示はゆめみメンバーからは行わず、あなたのやりたいことがうまくいくように助言をします。
困ったときや、知りたいことがあるときは、メンタリング担当のメンバーにいつでも相談できます。

YUMEMIデザインインターン運営ガイド引用

個人的に印象的だったのがこのコンセプト。
参加前から魅力的なコンセプトだと感じていましたが、インターンを終えた今、まさにコンセプト通りのインターン設計がされていたように思えます、、!感動(意図されたデザイン大好きマン)

今回のテーマ

💡手放すためのデザイン

そしてそして今回のテーマ「手放すためのデザイン」
長い間わたしたちを悩ませたこのテーマでしたが、初めて見た時は絶妙なテーマ設定に心を躍らせたのを覚えています。
インターンへ参加をするまでは、テーマに関する問い(最近手放したものや、これから手放したいと思っているものについて)を友人たちへヒアリングしながら、今回のテーマへのヒントを探りつつインターン当日を迎えました。

当日(10日間)のスケジュール

YUMEMIデザインインターン運営ガイド引用

初見のわたしは非美術系ゆえか、個人の勉強不足ゆえか、平面構成?ムードボード??という感じでした。(恥ずかしい)
と同時に(こんなにたくさんの学びを得られるのか!)と感動の嵐でもありました!
参加中は、学生のバックグラウンドによって知識の差がある印象でしたが、はじめて触れる人も、すでに触れたことのある人も、どちらでも気付きや学びを得ることのできていた印象です。すごい。

グループワーク

インターン初日。「手放すためのデザイン」について各々周囲へヒアリングした内容をもとに、インターン生同士で意見交換を行い、自分はどんな「手放す」に興味があるか?を考え、似た方向性を持ったメンバー同士でグループを作り、早速グループワークが始まっていきました。スピーディー!

2日目 課題発見ワークショップ & チームコンセプト整理

特に内容が濃かったと感じているのは2日目です。
この日は全ての時間をチームコンセプトを生み出すために割り当てられ、ダブルダイアモンドの考え方をベースに、アイデアの発散から収束までをチームで体験しました!

ダブルダイアモンド

ステップ① チームで取り組むテーマを決定する

「おとなの味」ってなんかかわいい

それぞれの「趣味」「最近興味のあること」「最近ハマっているもの」から、チームでの共通点を探し出し、テーマを決定。
私たちのチームは、ちょっと大人な食の好みがあるという点から「おとなの味」というテーマに決まりました。

ステップ② 課題を見つける

事前に周囲へ「手放す」問いに対するヒアリングを行った内容をシートに書き出し、言葉を整理したり、付箋を足してみながらワークを進めました。
そこで印象的だったワードや、共通したワードをグルーピングし、グループごとにタイトルをつけながら、そのグループに関連しそうな課題を連想し書き出していきました(以下)

このワークを経て、チームメンバーが最も共感したのが「受験や就職などで何が自分に適しているかがわからない」という課題でした。
この課題についてチームで深掘りを行っていくと、受験や就職活動には自分のこれまでの知見から判断するしかないある種の「固定概念」が関係しており、それにより「迷い」が生じ、自分に適した進路がわからず結果的に「失敗」してしまうことがあるのではないかという仮説が出ました。

ステップ③ コンセプトを作るためのベースを考える

ステップ②で発見した、課題に関連するワードをチームコンセプトとして表現すべく私たちが取り組んだのは、ネットワーク連想法です。
チームでそれぞれのワード「おとなの味」「迷い」「固定概念」「失敗」「手放す」についてイメージを整理してみることに、、!

「おとなの味」をネットワーク連想法を用いて議論した例

連想法や議論を繰り返しながら熟考すること約半日、、
以下のようにチームメンバーが共通で持っているワードのイメージがまとまってきました。

「手放す」
大人になるに連れて増えていく
「おとなの味」
慣れると美味しく感じる、深みのある味(苦みを伴う?)
「失敗」
成長と恐怖の両立

ざっくりこんな感じです。
これらのワードに対する解釈を踏まえ、どのようにコンセプトに落とし込むか悩んでたところ、ゆめみCDOである野々山さんより『メタファーを使って表現してみるといいよ(意訳)』というアドバイスをいただきました(これが本当に革命すぎた)
アドバイスをいただき、早速チームでメタファーとは何か?から、どのように活用できそうか?を各々調べ、共有しながら理解をすすめ、上記の解釈からメタファーを使ってコンセプトのアイデア出しをしてみることに、、!

メタファーを理解し、コンセプトの考案が楽しくなってきたメンバーのアイデアたち

上記で考案されたコンセプトに対し最終的に、

  • 自分たちが解決したい課題に対するワードが入り込んだコンセプトになっているか?

  • キャッチーで心打たれるコンセプトか?

という視点で投票を行いました。
そして決定したチームのコンセプトが、、!バアアン!

ピーマン攻略大作戦!

メンバー全員が共感、納得した素敵なコンセプトを生み出すことに成功したのでした!ぱちぱち
ちなみに、上記コンセプトに込められた思いは以下です。

「手放す」
大人になるにつれて増える「まずかった?」なんていう小さい時の固定観念を手放す。
「おとなの味」
味のふかみ?苦味を楽しむ
世の中でマイナスと感じられていることにも価値を見出せる!
「失敗」
成長と恐怖の両立(経験)
「嫌いだった、、」なんていう恐怖に立ち向かう、そこにあるのは成長。

ピーマン攻略大作戦に込めた思い

長きに渡り頭を悩ませたチームコンセプトが決定され、わたしたちチームは、そのあとに待ち構える個人制作へようやく進むことができたのでした、、!(でもすごい楽しかった)

そして個人制作へ

チームで議論した内容やコンセプトを踏まえ、個人制作ではどの領域に対してアプローチしていくのか?個人のコンセプトを検討するにあたり、チームコンセプトをどのように生かすのか?またここから長時間頭を悩ませる時間が始まります!

ここまでの時間を個人制作でどのように活かしたのか?様々なワークで学びや気付きを得ながら進めた個人制作については、また後日改めてnoteに書きたいと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

後半の個人制作編は執筆しましたら以下にリンクを載せたいと思います。
(後半へつづく!)


番外編


ここまででご紹介できませんでしたが、とても印象に残っているワークとして、平面構成ワークがありました。

4日目 平面構成ワーク

インターン生にとっても特に一番人気のワーク(※私調べ)で、そのワークで私は以下のような作品を作り出しました。

こんな感じのベースが
こう!(お気に入りはひみつの会話)

このワークは、チームビルディング(1-3日目)が一通り終わった4日目に行ったワークだったのですが、チームメイトの新たな一面を見つけたり、他チームのメンバーの人柄を推測できたり、できた作品を鑑賞する時間もワークの中に設けていただいていたので、とても考察が捗る楽しい時間でした!

ちなみにチームメンバーはこんな作品を作っていました。

※メンバーに使用許可をいただきました。

超個性が出ていてかわいいですね!!!
このワークは本当に面白かったので、今後デザイナー仲間や非デザイナーの友人ともトライしてみたいと思います、、!


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