大津祐樹のつぶやきについて
私が生まれてからこのかたずっと応援しているチーム、“ジュビロ磐田”
そのチームに今年移籍した選手がいる。それが大津祐樹である。(元横浜FM)
J2優勝、そしてJ1昇格が決定したジュビロ磐田であるが、優勝が決まった時にシャーレを掲げることに関して大津があるつぶやきをした。
そしてこの記事が、大津のつぶやきへのJリーグからの返信であった。
担当者の回答によるとJリーグがこれから先何十年も何百年も続いていくとき、この写真の果たす意味は大きいと言う。Jリーグに詳しい人々は誰が写っているか、誰がキャプテンか、そしてどのチームかを見れば何年の写真なのかがすぐにわかると思うが、そうではない人が写真で見た時にわかりやすいように撮り方や人数を制限していると言う。もちろんこれは最初の写真撮影だけであり、この写真を撮った後は各チームが好きなように写真を撮ることができる。この記事に載っている写真はジュビロ磐田全員でJ1昇格を祝うTシャツを着て撮ったものであるし全員で写真を撮っている(いれなかった選手ももちろんいるが)。
その中で私がひとつ疑問に思うことがある。最初の写真撮影がメンバー入りしている18人でしか撮れないという決まりについてだ。この理由についてJリーグの担当者は
と述べている。
確かに優勝を決めた、その試合が大事かもしれない。しかし、優勝は1試合で決まるものではない。開幕から積み重ねてきた勝利がこうして実を結び、優勝という形になっていると思う。
1番最初にシャーレを掲げて喜ぶ時、離れた空間で別で喜ぶ選手がいること、これが違和感につながるのだと思う。最初の喜びの瞬間は全員で共有したいものなのではないか。写真で残すと言うことが大事であるなら最初の瞬間は全員で喜び合い、その後記録用の写真を撮って残せばいいのではないか。と思うわけである。
シャーレを掲げる初めての瞬間を共にチームで戦ってきた仲間で共有できないことが大津のつぶやきにつながったのではないかと思う。
もちろん大津はオープンなTwitterでの発信のみになるために本当の彼の思いを全て聞けたわけではない。争いが生まれないような配慮はしていると思われる。
大津祐樹のつぶやきもJリーグの回答も、クラブ、選手、そしてサポーターの意見を踏まえて変わっていくべきだということを述べていた。
この投稿がJリーグや大津祐樹に届くことはないと思う。しかし、心のどこかで伝わってくれたらいいなあと思う私もいる。
Jリーグがもっと良いものになってみんなに愛されるものになりますように、ジュビロ磐田がこれから先も活躍を続けますように。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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