見出し画像

ADのOU等の設定をしてみる -Azure AD Connect準備2

2021/12 近日改変予定。別シチュエーションでテストした記事で書く予定。

-------------------------------------------------------------------------------

前回はADのインストールを行った。今回はADの検証用設定をしてみる。

OU作成

多段階層にしてみる。

画像1

OU第一階層の用途

・testOU1配下:Azure AD Connectに連携する
・testOU2配下:Azure AD Connectに連携する。
        グループ構造を特殊にする。
・testOU3配下:Azure AD Connectに連携する。
         エイリアスなどの設定はしない
・testOU4配下:Azure AD Connectに連携しない。

OU第二階層の用途

・OUx-1配下:Azure ADに実在する
・OUx-2配下:Auzre ADに実在しない

OU第三階層の用途

どこまで連携するか確認用

グループ作成

各OU毎に同名のセキュリティグループを作る。
●testOU01:プロパティの「電子メールアドレス」を入れる
●testOU02:testOU01と同様の設定以外に以下のような入れ子構造にする。
・OU2-1グループをOU2-1-1グループに所属させる

画像5

・testOU2グループをOU2-1グループに所属させる

画像2

※OU2-2グループ側も同様に構成する
●testOU03:プロパティの「電子メールアドレス」を入れない
●testOU04:プロパティの「電子メールアドレス」を入れない

ユーザ作成

「test」+OUの数字を付けて、それぞれのOUに格納する。
また、同一階層のグループにそれぞれ所属させる。

例)OU1-1-1配下の場合

画像4

画像5

上記以外のユーザ
・noAzureADUser
 AzureAD側にあらかじめ作らないユーザ
・disableUser
 AD上無効にすることで連携されない想定のユーザ

UPNの設定

「Active Directoryドメインと信頼関係」のプロパティを開く

画像7

「変わりのUPNサフィックス」にAzure ADのドメイン名を入れる。

画像8

グループのプロパティの設定

testOU01、testOU02配下のグループを以下のように設定する。
例)OU1-1-1の場合

画像6

ユーザのプロパティの設定

testOU01、testOU02配下のユーザぞれぞれのプロパティを開き、
「アカウント」タブの下記の部分を「.local」から変更する。

画像9


以上でAD側の準備を終了する。

次のアクション


いいなと思ったら応援しよう!