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Azureで仮想のADサーバとそこに所属するクライアントを準備してみた

前回はAzureの無料アカウントを取得したので、今回はADサーバとクライアントを作ってみます。

仮想サーバの作成

Azureポータルにサインインし、Virtual Machinesをクリック

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・仮想サーバを作成する
 ①追加→仮想マシン

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 ②VMの作成を続行する

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③仮想マシンの作成 ​
 今回の場合は以下とした。

※記載がない箇所はデフォルト、テストなので可能な限り低スペックとした
基本
 サブスクリプション:デフォルト
 リソースグループ :AD ※名称任意で新規作成
 仮想マシン名   :AD ※任意
 地域       :東日本
 可用性オプション :インフラストラクチャは冗長性は必要ありません
 イメージ     :Windows server 2019 Datacenter -Gen1
 Azureスポットインスタンス:なし
 サイズ       :B2s
ディスク
 OSのディスク種類 :Standard HDD
ネットワーク
 仮想ネットワーク :デフォルト(リソースグループ名-vnet)
 サブネット    :デフォルト(10.0.0.0/24)
 パブリックIP   :デフォルト(リソースグループ名-ip)
 NICネットワークセキュリティグループ:デフォルト(Basic)
 パブリック受信ポート:デフォルト(選択したポートを許可する)
 受信ポートを選択  :デフォルト(RDP(3389))
 高速ネットワーク  :デフォルト(オフ)
 負荷分散ソリューション:いいえ
管理
 無料のBasicプラン:はい
 ブート診断    :オン
 OSのゲスト診断  :オフ
 診断ストレージアカウント:デフォルト
 システム割り当てマネージドID:オフ
 AAD資格情報を使用してログインする:オフ
 自動シャットダウンを有効にする:オン 毎日19時にシャットダウン
 バックアップの有効化:オフ
詳細
タグ
 名前:任意(ADを作るのでADとした)
 値:任意(ADのサーバなのでADSVとした)
 リソース:デフォルト
確認および作成
 サブスクリプションクレジット:6.9888JPY/時間 (202008現在)
 作成をクリック

④5分ほどで作成完了するので、リソースに移動をクリックし、完成。

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作成後は仮想マシンは自動で起動されるので、消し忘れに注意。

同じようにWin10のクライアントを作って、ADに所属させる際の注意点は以下を参照した。

特に迷ったのは、ドメインをインストールする前までに以下を行っておくことだった。
・Azure側でADサーバのアドレスを静的に指定するが、サーバ側ではDHC
 P設定のままとすること
・「DNSの設定」をAzure上でADサーバのローカルアドレスで設定をし
 ておくこと
・SYSVOL格納用のデータディスクを追加すること


そのうちAzure AD Connectをやってみたいと思います。



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