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Champions League⚽️ 第3戦 vsロコモティフ・モスクワ

記憶に深く刻まれる試合となった。

何を隠そう、初の現地観戦。

夢にまで見たトリノ、アリアンツスタジアム。
現役選手でもっとも好きな"ディバラ"の2得点で見事な逆転勝利。

馬鹿のように声をあげ続け、試合に勝った時はもう泣きそうだった。

この感動は一生もの。
必ずまたこの地に還ってくると心に誓った。

1-2
得点者 ディバラ、ディバラ

★スタメン 4-3-1-2

シュチェスニー 60点
クアドラード 70点
ボヌッチ 50点
デリフト 55点
サンドロ 60点
ピャニッチ 65点
マトゥイディ 55点
ケディラ 55点
ベンタンクール 65点
ディバラ 90点 🌟 
ロナウド 55点

★交代

イグアイン 65点
ラビオ 65点
ベルナルデスキ 55点

★ベンチ

ダニーロ、ルガーニ、デミラル、ブッフォン

★総評

また、現地での出来事については詳しく別記事で書くことができればと思う。

試合は想像より遥かに苦戦させられる展開となった。ボールを握り何度もチャンスを作りながらもロコモティフモスクワの最後の砦を崩すまで至らない。
もどかしい展開が続いた中でゴールキックの縦一本でばたつき手痛い失点。

こんな最悪の展開でもスタジアムの空気は最高だった。
選手の一つ一つのプレーに拍手が湧き上がり、相手のプレーやサポーターの応援にはブーイングで応戦した。
スタジアム全体が1人の選手として相手選手に襲いかかっていた。

今にして思えば試合開始直後からディバラが纏っていた空気は他の選手とは別物だった。
10番の責任感、一つ一つの振る舞いからチームを勝利に導くという覚悟が伝わってきた。

10番がチームにもたらすもの。
それを肌身で感じることができた最高の試合だった。

★個評

とゆうことでもちろんディバラがマンオブザマッチ。
1点目のミドルはお得意のコースだっただろう。
クアドラードが何度もクロスを上げ、縦に仕掛け続けてくれたおかげで、クアドラードに集中が集まり、ディバラのスペースがあいた。
やはりディバラとクアドラードの関係性は素晴らしい。
2点目のゴールも見事だった。サンドロのミドルがよかったのはいうまでもないが、ポジションの取り直し、素早い寄せ、そして最後のフィニッシュ。アウトにかけてキーパーのすぐ横を擦り抜かせる絶妙なシュートだった。
翌朝のトゥットスポルト、コリエレデッレスポルトはともにディバラが大きく一面。
1人で勝負を決めて見せた10番に大きな称賛が集まった。

ディバラが輝きを放つことができた一つの要因はイグアインだ。
ロナウドやディバラが自由に動き回るため、徹底的にゾーンで守っていればそれでよかったモスクワの守備が崩れたのは、中央にどしんと構えたイグアインのおかげだろう。
同点ゴールの少し前には2度ほど良いシュートを放っており、ディフェンダーの注意を引きつけるには十分な存在だった。

ディバラが輝きを放ち、イグアインが短い時間で貢献を見せた一方で、ロナウドはこの試合で彼の良さを見せることはなかった。
積極的にシュートを打つ姿勢はさすがだが、圧倒的なパスミスの多さや容易なボールロストが目立つ。サッリズムの浸透に一番苦しんでいるのはロナウドなのかもしれない。

ピャニッチはこの試合でも中盤でインテリジェンスを発揮し続けた。
生で見るとそのテクニックの高さ、プレーの早さに本当に感動させられる。
間違いなくチームの心臓、代えのきかない選手である。

ベンタンクールとラビオのプレーにも関心させられた。ラビオは前への意識がとても強く、ロナウドとの息も徐々にあい始めてきているのを感じた。フィジカルに恵まれ、簡単にボールを奪われないラビオの登場がチームに流れを引き寄せた感じがする。
ベンタンクールはそのスタミナで驚かせてくれた。トップ下でスタメンに抜擢され、ポジションを器用に変更しながら、後半10分での圧倒的な躍動。テクニカルなドリブルと効果的なショートパスでそのポテンシャルの高さを感じさせた。

クアドラードはいつのまにこんなワールドクラスの選手に成長したのだろうか。
相手にとってこれほど相手にしづらい選手はなかなかいないだろう。
次に何を繰り出してくるか全く読めず、モスクワの左サイドは文字通りクアドラードに蹂躙された。サンドロの攻撃性能から過去数シーズンは左サイドが攻撃のメインとなりがちだったが、今シーズンはまるっきり右が崩しの切り札。3シーズン前にアウベスが見せてくれた圧倒的な違いとまではいかずとも近い将来その域に達することもあるかもしれない。

ボヌッチ&デリフトはここに来て少しパフォーマンスの低下が否めない。
ボヌッチは危ないパスミスを連発し、今シーズンで最低の出来だっただろう。
ただ試合前のウォーミングアップの際の全力疾走やファンとのコミュニケーション、あふれんばかりのキャプテンシーでチームを象徴する存在へと進化しようとしている。

現地観戦という意味では個人的にこれ以上ない、最高の試合になったが、内容としてはまだまだ改善が必要。
連戦か続くが、しっかりと勝ち点3を積み上げていって欲しい。

#juventus #lokomotivmoscow #CL