SerieA🇮🇹 第8節 vsボローニャ
インターナショナルウィーク明け
難しいタイミングでの勝利
2-1
得点者 ロナウド、ピャニッチ
★スタメン 4-3-1-2
ブッフォン 65点
クアドラード 65点
ボヌッチ 55点
デリフト 55点
サンドロ 65点
ピャニッチ 65点
ラビオ 65点 🌟
ケディラ 60点
ベルナルデスキ 50点
イグアイン 65点
ロナウド 60点
★交代
ベンタンクール 60点
マトゥイディ 60点
ディバラ 60点
★ベンチ
シュチェスニー、ダニーロ、ジャン、ルガーニ、デミラル、ピンソーリオ
★総評
試合終了間際にバタバタがあった。
デリフトのハンド疑惑(というかハンド)、サンドロのファールからのチャンス2連発。
なんとも言えない後味の悪い試合になりそうなところ、チームを救ったのはやはりブッフォンだった。
ブッフォンがいるだけでチームは前を向いて思い切って戦うことができる。
ブッフォンを帰還させたフロントの狙いがまざまざと現れた試合だった。
全体的には悪くはないが良くはない試合といったところ。
個人的には2トップシステムを敷く時のトップ下ポジションはベルナルデスキには務まらないと思っている。
このシステムに引き続きこだわるようであれば、彼に変わるラムジーやベンタンクール、ドグラスコスタの起用が必要になってくるだろう。
★個評
ロナウドの見事な先制弾が突き刺さった。
あのスピードでニアを打ち抜くのはさすがと言わざるをえない。
試合前にはキャリア通算700ゴールを祝うセレモニーがあったが、早速その記録を701へと伸ばし、次なる大台に向けて、動き出した。
ブッフォンが見せたセーブは10数年見続けてきたスーペルジジのプレーのままだった。
同点弾は仕方がない。ダニーロのシュートを褒めるしかないだろう。
イグアインはよく前線でボールを収めてチームを助けていた。ディフェンダーのクリアボールにいち早く反応し、攻守の切り替えの局面でしっかり機能していた。サボらずに前線からのプレスも行っていた点も高評価。
この試合ではゴールとは無縁だったが、このプレーをできるCFがいるのは心強い。
精力的にピッチ上を動き回り、イグアインとロナウドといいパス関係を作っていたのはラビオだ。ボールに絡む回数も多く、ピャニッチやディバラが得意とするフワッとしたサイドチェンジやターンドリブルで効果的な間を生み出していた。得点やアシストこそなかったが、この試合の個人的マンオブザマッチをあげたいと思う。
今シーズンのピャニッチにはゴールの匂いがする。チーム2番目となるシーズン3点目をたたき込んだ。時折見せるフェイントも非常に効果的かつ知的で、視野の広さを感じさせる。
いつもは1人でやっているタスクをラビオが担ってくれたおかげで少し負担は少なかったかもしれない。
クアドラードはもう正右SBとゆっても良いのではないかと思う。
オーバーラップのタイミング、クロスの質、ビルドアップ、素晴らしいと思う。
時折ズザーッと危ないスライディングを見せるものの、守備面でもかなり改善されてきたと思う。バルザーリ先生の指導の成果が早くも現れはじめたか。
ミッドウィークにはチャンピオンズリーグが待っている。このまま連勝街道を突っ走ってもらいたい。