Sonyのちょっと変わったワイヤレスイヤホンが出ますね。
Sonyと言えば、396,000円の超高級ウォークマンを発表したばかりですが、本日2月16日に新しいワイヤレスイヤホンの発表が行われました。
その名も「LinkBuds」です。
特徴的なのがイヤホン本体の真ん中に穴が開いていることです。
これにより、外部の音が自然に取り込まれるというものです。
オープンエア型の一種とも言えます。
Bluetooth：Ver5.2
対応プロファイル：A2DP、AVRCP、HFP、HSP
対応コーデック：SBC、AAC
防滴性能：IPX4相当
再生時間：イヤホン単体最大5.5時間、充電ケース併用17.5時間
音楽だけでなく、通話、ARゲームなど、様々な用途というか、外部音をミックスさせるという新しいジャンルのイヤホンと感じました。
電車で音楽を聴くなら音漏れの問題もあるので「カナル型」しかないと思っていますが、長く付けていると異物感が強くなるのがちょっと嫌でした。
通話やTV会議など、自分が発言する際には「カナル型」は自分の声が響いてとても不快な感じになるので、「オープンエア型」が必須になります。
また歩きながらで使う場合は外部音が全く聞こえないと危険なこともあるので、「外部取り込み機能」が付いているイヤホンは数多くありますが、このLinkBudsは穴が開いているので、自然に外部の音が入ってきます。
また、穴が開いていることで通気性があり、耳の中には何も入れないので、長時間の使用でも耳に優しいと思います。
他にも「ノイズキャンセル」、「360 Reality Audio」とかの機能も搭載されています。
あと、地味に８台までBluetooth接続が記憶されるマルチペアリングに対応しているのもいいですね。
なんか良さそうですが、一点だけ気になるのは「電車の中での音漏れ」です。
他人の音漏れほど不快なものはありませんので、自分が電車の中でオープンエア型を使うことは無いです。
その意味でもiPhoneがオープンエア型のイヤホン（EarPods）を付属で付けなくなったのは良いことだと思います。
知らないで？着けて音漏れさせている人が結構多いので。
でもEarPodsってマイクも付いてるしTV会議をするにはちょうどいいんですよね。
LinkBudsって形的に絶対音漏れすると思うので、電車の中で使う用途には無ていなさそうです。
もしくは逆ノイズキャンセルで、外部に対してノイズキャンセルもできるとか？それは無理か。
イヤホンの上からダミーのヘッドホンを付けるか？
それか耳栓みたいなパーツで電車に乗るときは穴を物理的に塞ぐとか(笑)
また、面白いことにMicrosoft、Spotify、NIANTIC（Pokemon Goの会社）がパートナーシップを組んでいます。
今後このLinkBudsを使った新しい体験が展開されていくのでしょう。
発売日は2月25日。米国のSony Store価格は179.99ドル、日本では23,100円なので128.3円/ドルと非常に為替レートが悪い気がするけど、My Sonyクーポンで10％Offになり、それを使うと実勢レートに近い115.5円/ドルになりますので、クーポンを使う前提なんですかね？
Amazonでも売っているけど、Amazon経由のSony Storeにはまだ出ていないので、現時点ではSony Store＋10％Offクーポンの方がお得ですね。
しかもSony Storeは３年の保証付き。
家電量販店だと定価＋10％ポイントぐらいかな？
ARとか外で試してみたくなるような、ちょっと気になるイヤホンですね。
取り敢えず試聴してみたい。