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M1 iPad Proはお勧めできるのか?

まさか、iPadにまでM1チップを載せてくるとは予想していませんでしたが、近い将来Mac OSとの統合とか考えているのでしょうかね?
(Appleの役員は否定しているような記事が出ていましたが)
6月のWWDCでiPad OSになんらの機能が盛り込まれることが発表されそうな予感がします。

さて、M1 iPad Proですが、チップにも驚きましたが、もっと驚いたのはその値段です。一番安い11インチの128GBモデル94,800円から一番高い12.9インチの2TBモデルの261,800円まで用意されています。
もはやタブレットの値段ではないですね。

これが高いか安いかは使用者の用途によりますが、12.9インチだと13インチM1 Macbook Proと同等の値段ですので、どうなのよ?って感じです。

さて巷ではM1 iPad Proについて買いとか、まだ様子を見るべきだ、とかの反応がありますが、知人から相談されたらどう答えようか考えてみました。
ある程度iPadを使ったことがあり、使用目的がハッキリとしており、資金に余裕があるのであれば「買い」でしょう。タブレット用途ですとM1チップであれば数年の間はスペック不足になることはないと考えられるからです。

まだあまりiPadを使ったことがなくて、使い方が漠然としている場合はiPad 無印(8th)やiPad Air(4th)、もしくは旧型のiPad Proで様子見でもいいかも知れません。
使い勝手は多少違いますが、できることはだいたい同じだからです。
旧型の整備済み製品や中古でも構いませんが、ペンが使える機種を強くおススメします。
個人的にはAirを買うくらいなら旧型のProかな、という気もします。

ただし、どれを選ぶにしてもストレージ容量だけは気を付けた方がいいので、自分の必要な容量をまず決めて、それから予算内で一番グレードの高いものを買うと後悔が少ないと思います。

悩ましいのは買い替えを検討している人でしょう。
恐らくペンが使える世代以降のiPadを持っている人は現状でもそれほどスペックに困っていないので、ガジェットおたくか、金銭的に余裕のある人でもない限り買い替える理由が見つからないのでは?と推察します。
もっとも今回は無理に買い替えをしないで、次の世代のために予算を確保しておくというのもアリでしょう。どうせ来年も新型が出てくるだろうし。

ただし、ペンが使えない世代のiPadを使っている人には、どのiPadでもいいので、スグにペンが使えるiPadに買い替えることを強くおススメします
できることが違いすぎるからです。

今回M1搭載によりスペック上は限りなくMacbookに近づいたiPad Proですが、iPad OSの制約からファイル管理が思うようにできないなど、PCとしては使い難い面がまだまだあるようです。
しかし、6月のWWDCにおいてiPad OSに改良が加えられ、もっとPC寄りになる発表があるかも知れません。

2in1のデタッチャブルで切り離すとiPad、くっつけるとMacbookみたいな。
いらないけど(笑)

ということで、M1 iPad Proは悪くはないと思うけど、何でもiPad一台でこなしてしまう人は別にして値段が高すぎるので知人にはお勧めし難いですね。

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