電子メモパットは意外と使えるようになるかも知れないと思った話
最近、電子メモパットというのものがいっぱい出てますね。
表示には電力を使わず、消去する際にだけ電力を使うやつ。
昔はもっと高かったように思いますが、今じゃ雑誌の付録とか、1000円前後で売られています。
本家の「ブギーボード」もいまだに売っているけど5000円以上するので、はっきり言ってそんな価値は見いだせないです。
また、一般的にはボタン電池を使うのですが、中には充電式もあります。
充電の方が面倒くさいし、値段が上がったり、重量が増すので却下です。
早速買ってみた
試しに10インチの普通のものを1500円くらいで購入しました。
幅157㎜x高さ253㎜x厚さ8㎜、128g
iPad 9.7inchより幅が狭くて高さが長いです。そして画面の短辺・長辺ともに微妙にカーブを描いている。
デザインなんだろうけど、画面は普通に真四角でいいのに。
構造上、黒地に黄緑蛍光色の線なので見えづらく、保存もできず、全消ししかできないので、あまり役に立ちそうもないですが、どうなんでしょう?
この手のものはいっぱい出ているので、どれを選んでも機能差はほとんどないでしょう。
値段、画面サイズ含むデザインと電池が交換できるかできないかの違いくらいでしょうか。
ちなみに買ったものは電池寿命8000回消去、画面寿命50000回消去だそうです。毎日10回消去しても13年チョイ!
5回電池交換して48000回使うと
(本体1500円+電池100円x5回)÷48000回=0.04円/回
とうことでフルに使うと1回あたり0.04円と紙とペンよりも圧倒的に低コストになります。まあそこまで使う人いないと思うけど。
ほとんどの人が電池交換しないと思うので、1500円÷8000回=0.19円/回
これでも紙より安いですね。
電子メモパッドの用途
紙より安いけど、認識性に劣るので、何に使うかというと、「どうでもいい落書き」「ちょっとしたメモ・備忘」「家族への書き置き」などなど。
もちろんiPadでもできるけど、iPadよりメリットがあると言えば、「常時表示ができること」「安い」「軽い」です。
常時表示ができると「備忘メモ」「書き置き」ができます。iPadだといちいち電源を入れなければなりません。
自分用のメモなら、電源を入れるタイミングはコントロールできますが、他者へのメッセージだとそうはいきません。
紙でもいいけど、ゴミも出ないし、エコロジーな感じがします。
ただ、認識性が劣るので、遠くから見たり、細い字だと非常に読みづらい。
というわけで、太く書く方法を考えました。
筆圧感知なので、細いものを使うと細く書け、太いものや、ゆっくり書くと太く書けます。
固すぎず、柔らかすぎない、太いペン型で身近にあるものを探します。
色々探した結果、「フリクションペンに付いてる消しゴム部を使う」のがベストであるという結論に達しました。
下手な字で申し訳ありませんが、下のフリクションペン(のキャップ側)で書いたほうが、太くて見易くなりました。
アイデアなど、いっぱいラフに落書きして、気に入ったものだけ写真に撮って残すというのが一番現実的な使い方ですね。
我が家では、子供の置手紙や、計算の下書きのような使い方になってます。
電子メモの進化
電子メモはこれまで一括消去しかできなかったのですが、部分消去ができる機種もあるようです。
そもそも本格的に描くような用途じゃないので、手間をかけてまで部分消しをしたいか疑問ですが、10インチで2000円位とそれほど値段が変わらないので、試してみてもいいのではないでしょうか。
電子メモパットの購入のきっかけのひとつに、耳が遠くなった親との筆談用途を考えていましたが、「文字が見えない」と一蹴されました。
このお値段で「深緑地に白文字」か「白地に黒文字」ができるようになり、コントラストが強くなると、随分と印象が変わって、用途拡大に繋がるんですけどね。