DoTが入らない

2021年12月12日 05:26

不夜城を読み終えた。二巻は犬の話、三巻は葉巻の話だった。一巻を読んだときに食事の表現がすごく淡白で、この作者は食事に対してあまり興味がないんだと思った。北京のヤクザの頭が毎回麺をすするくらいだ。三巻で葉巻の表現の描写が細かくて自分でも吸いたくなるくらいにうまそうに表現していた。たぶん主人公と同じように作者もあるときに葉巻にドハマリしたんだろうと思ったら案の定本をだしているくらい葉巻が好きらしい。
葉巻はタバコと全然違うものだ。肺に煙をいれないとかそういうのはたぶんみんなも知っていると思うが、タバコは一本せいぜい5分とかそれ以下だが、葉巻は1時間くらいかけてゆっくり吸うのが基本だ。なので仕事の合間などでは吸えない。ゆったりできる環境と時間が十分にないと吸うことができない。ただちょっといい椅子に座っていい酒をのみながら吸うと最高に楽しい。このために生きていたんだと思う。
私の住んでいるところには葉巻の専門店が結構あって、たぶん日本よりもずうっと手に入れやすい。専用のラウンジもあったりして、月に一定額払うとラウンジでソファにすわって葉巻を吸いながら酒を飲んだりテレビをみたり本をよんだりしてだらだら過ごすことができる。こういうのって日本にもあるのだろうか。空港のラウンジってこういうところから来たものなんだろうな。日本の空港のラウンジはただのカレー屋だが。個人的には普通に葉巻を買って家でも吸いたいが私の借りている家は禁煙で、さらに家の周囲10メートルでもタバコは吸えない。この辺は日本よりも圧倒的に厳しい。基本的にレストランや公共施設、全て禁煙だ。喫煙スペースなるものも存在しない。駐車場で吸っている人がいると変な目でみられる。子供がいる車内でタバコを吸ったら虐待となり警察がすっ飛んでくる。それくらい厳しい。大麻がOKなのに、本当に面白い国だ。まあ大麻を外で吸っている人は当然いないが。
話しをもどそう。この手の葉巻ラウンジは、ちょっとしたいいバーと同じ感じで何軒かある。ラスベガスとかいくとそういうのはもっとあったりする。そういう店は、大きなヒューミドールがあって好きな葉巻を選べて、かなりいいウイスキーと一緒に楽しむことができる。ウイスキーはなかなかあう酒のつまみはないのだが、葉巻とは非常に相性がいい。ただ、当然だがいい葉巻もいいウイスキーも高い。昔レッド・オクトーバーを追えだかなんだかで誰かが葉巻はヤクより高いとか言ったような気がする。すごいうろ覚えなので間違えているかもしれん。でも実際に高いと思う。ただ酒も葉巻も高いものは本当によい。大量生産品じゃないものは質に天井がない。

ちょっと前のパッチで、レベル66以上のDoTに修正が入った。たぶんDoTが他の攻撃に比べて弱いから強化する目的があったのだと思う。DoTを入れると、その1ランク前のDoTも入るようになった。これによってDoTのダメージが強化されることになったのだが、かわりにレイドmobにすごい数のデバフがはいるようになった。

デバフがNPCにはいるのは楽しいのでいいが、問題はその数だ。どうもNPCに入るデバフの上限は55らしく、それ以降なにかDoTをいれても入らない。今回の修正でひとつのDoTで2個のデバフになるため、DoTの得意なNECが何人かいるとすぐにバフ欄が埋まり、それ以降DoTをいれることができなくなった。今回このパッチの恩恵をうけようとたくさんのNECを投入したのにこれでは全然DPSの高さを活かしきれない。というわけでrants-and-bantsに文句を入れた。