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PS2を買う

米国からもどってきてから、ハードオフめぐりが私の趣味のひとつになっている。私がいたベイエリアでは、データセンターやテック企業のオフィスがたくさんあったからか、リース落ちやつぶれたベンチャーからあつめてきたPCなどを専門で売っている中古屋がたくさんあった。一回行ったことがあったが、DECのAlphaからXeonまで古今東西のコンピュータが売っていてワクワクした。ただ、その手の店はインターネットの発達によって急速にその数を減らし、私が日本へもどるころにはほとんど残っていなかった。かわりにそれらの機械はeBayで売られるようになった。eBayは何でもかんでもあるが、なんというか店の中を歩いて掘り出し物を探すというものがないのがいまいち面白くない。その点、ハードオフは、品揃えは全然違うが、たまにすごい掘り出し物があるので、かなりワクワクする。

ハードオフでは主にPC関連のものを見て回るが、もうひとつゲーム機も毎回チェックしている。他にもオーディオ機器もみてまわりたいが、残念ながらわたしにはいいかわるいか判断する知識がない。
ゲーム機は今後価値がでてくるものとでてこないものに分かれると思う。細かいことを置いておいて、おおまかな話をすれば、価値のあるものは、後期型のスーパーファミコン、薄型のPS2、そしてゲームボーイアドバンスだと思う。後期型のスーファミは画質がよいらしく、PS2はメモリカード経由でDVDのISOが読み込めるため、自分のゲームコレクションを一台にまとめることができ、そしてGBAは名作が多いからだ。他にも初代XBOXがあるが、売っているのはみたことがない。
今日は、この一年で買い集めたPS2の紹介をしようと思う。薄型のPS2はそこそこ手に入れやすく、ジャンク品だとかなり安い。情報も多く、壊れていても修理がそこそこ容易だ。またDVDが動かなくとも価値がある。

一台300円から1000円くらい。今回はこれの動作チェックをするだけの日記だ。ちなみにPS2は薄型でなくともかまわないと思う、もともとの型であれば、HDDを増設してそこにISOをいれるということもできるようだ。また、電源も内蔵しているというのもポイントが高い。薄型はたいていアダプタで供給することになるが、その電源が8.5Vというすごい中途半端なもので、そこそこ高価だ。では、一台ずつみていこう。
ディスプレイは、これまたハードオフで購入した三菱の24インチのディスプレイで、HDMIx2, DVI, VGA, RCAとS端子, D端子までついているという今では考えられない豪華なものだ。

一台目

問題なく動作した。

ゲームも普通に動いた。これは素晴らしい。ただ2台目は、起動すらしなかった…これは今度暇なときにあけてみてみようと思う。たぶん電源のコネクタのところにクラックがはいっているのだと思う。

3台目。これも起動はしたが、残念ながらDVDは動かなかった。まあでもそれは全然問題ない。どちらにしろ薄型PS2はDVDのケーブルがDVDそのものを傷つけてしまうという致命的な設計ミスがあるため、使うことはないと思う。

4台目。これも起動はしたが、DVDは読み込まなかった。PSは最終的にCDあるいはDVDドライブがだめになってしまうというのが壊れるパターンとして多いみたいだ。

というわけで4台中、1台が完動、2台はDVD不良、1台が起動せずといった感じだった。次回(次回とは言っていない)、動かないPS2の修理と、上でもちょっと書いたDVD吸い出しで遊べるようにするというのをやってみようと思う。PS2は最近のゲーム機と違って、そこで動くゲームはほぼ全部オリジナルなゲームであるため、ちょっと替えが効かないというのがよい。エミュレータで動かしてもいいが、風情がない。そういう意味では実機で遊べる環境を作るというのはちょっと楽しいと思う。




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