見出し画像

Intel CC150を使ってみる

ここ3週くらいにわけて3台のPCのCPUをアップグレードしてきた。どのPCもいまとなってはかなり古いが、かわりにハイエンドなプロセッサが安く買えるため、安価に強化ができた。まあ、ヤフオクとヤフーフリマで買ったものは半ば詐欺っぽい商品だったが。今日は4台目。

今回の犠牲者はこいつ。NECのなんとかmate。第8世代のintel PCだ。去年ハードオフで結構安い値段で買ったものだ。今ついているのはi3-8100で、第8世代では最もしょぼいものになる。これをi7かi5にあげようと思ったが、Windows11に普通に対応しているCPUだけあって、結構いい値段がする。いい機会だからESでもアリエクで買ってみようかなと思っていたらいいものをみつけた。

Intelのcc150というCPUで、NVIDIAのGeforce nowというクラウドゲーミングで使われていたCPUらしい。動作周波数は3.5GHzで、コア数は8つ。内蔵GPU機能はない。i9-9900と同等品だといわれるが、このCPUはターボブーストがないためそれほどの性能はないが、そのかわり消費電力はかなり抑えられている。サーバ向けだと安定した速度がでるほうが求められるのかもしれない。価格は独身の日のセールを利用して7800円くらいで買うことができた。8コアのCPUが8000円くらいで買えるのは結構お買い得なんじゃなかろうか。

届いた

このCC150のCCってどういう意味なんだろう。普通にi9-9900TFとかXeon E3-12xx v7とかにすればいいと思うがよくわからないね。こういう普通と違うCPUはワクワクする。

パッドは当たり前だが全然焦げていない。というかまるで新品のようにきれいだ。怪しい個人売買や中古ショップで買うより、アリエクのほうが全然信用できるな。中国からやってきたとは思えないくらい早く届くし。

NEC、というかレノボのPCはDELLやHPと同じく内部へのアクセスはすごく簡単にできる。

i3-8100はなにげにターボブーストがなかった。3.6GHzなので、cc150よりはピーク性能は高いかもしれない。まあでもキャッシュの量がすくないので、cc150のほうが高いかな。

今回は前回と前々回と違って普通に起動した。どうもこのCPUは結構幅広い機種で動くらしく、BIOSのアップデートもいらないとか。噂では第6世代や第7世代のマザーでもうごくとか。さすがにそれはない気がするが、このNECのPCは当然BIOSの更新とかないが普通に動いてしまった。すばらしい。

CPUもちゃんと8コア16スレッドを認識しているようだ。性能に関しては、Windowsじゃないので、わかりやすく比較できるベンチマークがないのが残念だ。ただざっと調べてみると、シングルスレッドはi7-4790と同程度、マルチスレッドはi7-9700Kよりちょい上という感じらしい。i7-4790はベースクロックは3.6GHz、ターボブースト時のクロックは4GHz。それが3.5GHzのcc150といっしょということは、第4世代と第9世代では多少CPUの性能が上がっているということだろうか。マルチに関しては8コア8スレッドでターボブースト時4.9GHzのi7-9700Kに対して3.5GHzと動作周波数が低いものの16スレッドでカバーしているという感じだろうか。


いいなと思ったら応援しよう!