中華USBチャージャーを買う
今回もなんかどうでもいいものをたくさん買ってしまった。いやー仕事のストレスだろうか。まあでもパチンコや競馬とか、ソシャゲをやるよりはずうっと健全かつお金はかかっていないと思う。そう信じたい。今回は、98のHDD用に、CFをIDEへ変換するアダプタと4GBと512MBのCFを買った。普通にAmazonやヤフオクで買うよりずうっと安かったからだ。他にも320WのUSBチャージャーがあったので、面白そうなので買ってみた。
今回はすべてChoiceとなっているものを選んだ。Choiceは、Amazonで言えば、Amazonの倉庫から送られるやつで、そうでないのはマーケットプレイスに相当すると思う。しらんけど。Choiceの商品を選ぶと、上のような感じで、ひとつの大きなゴミ袋にまとめて送られてくるようになる。倉庫から送られてくるので品物がとどかない確率はぐっと減るが、相変わらず詐欺商品は普通にあるので、Choiceだから安全というわけではない。
今回買った製品はベコベコの箱に、配達途中で中身がとびだしたらしく、無惨な格好ででてきた。こういうの含めてアリエクは楽しい。ちなみにこういう梱包や箱がめちゃくちゃなのは別に中国特有の話ではない。アメリカでも普通に起きる。Amazonの倉庫でもピッキングがいい加減だし、配送もなんだったら玄関に投げつけてくるほどいい加減だ。これだけいい加減なので、いい加減な中国からいい加減な米国に輸入したらいい感じですごいことになる。その点日本は素晴らしい。すくなくとも日本に入ってからは確実だ。
左は今回買ったノンブランドの320W USB充電器。右は一応参考までにおいた100WのugreenのUSB充電器。一応供給能力としては、一番上のType Cポートが100W対応、その下の3つのType Cポートは合計で65W対応、そして下の4つのType AはたぶんQC対応のデバイスなら合計で18W対応だと思う。なので、普通に合計すると100+65+18で183Wだ。どこから320という言葉がでてくるんだ。まあ183Wだとしても3000円はまだ激安だが。
しかしながら、この充電器は使う前、持った時点でかなりがっかりする。100Wのugreenのものの半分くらいの重さしかない。すごいスカスカ感を感じる。まあ買う前からわかっていたんだけどね。アリエクで、ストレージと充電器には手をだしてはいけないと。これらは詐欺商品をすごく作りやすい。たぶん中身は、5V500mAという最低限しか充電できないやつなんじゃないかと思う。とは言え、ちょっと充電してみよう。ためしに、うちにある壊れてもいい携帯につないでみよう。
一応それらしい量がでているようだ。一応火を吹かないことがわかったので、次に65Wあるいは45Wで充電が可能なノートPCにつけてみる。
なんと普通に45W給電ができた。100Wに接続してみたが、このケーブルは3A対応とのことなので、もしかしたら65Wがでないのかもしれない。ちなみに65W対応のポートにさしてみると、
もうちょっと頑張ってくれる。それでも3Aいかないので、やはりケーブルの限界だと思われる。5A対応ケーブルはあとで買っておく。
一応同じ65Wのグループに2つデバイスを繋いでみたところ、52Wから23Wまで落ちたので、やはり普通に共有しているらしい。これはよくあることなので問題ない。
一応普通に使えるようだ。実際GaNを使っているのか甚だ疑問だが、動くなら文句はない。というわけで運用してみる。いやー3000円でちゃんと充電できるなんてすごいなあ。
さっそくめちゃくちゃ挿してみる。いままで机には合計45Wの充電器がひとつあっただけだったので微妙に不便だったんだよね。ノートPCは毎回起動時に電力がたりんとか怒るし。
なかなかいい買い物ができたとホクホクして、他の作業をしはじめて10分、15分くらいたったあたりだろうか。なにげなく充電器を触ってみたらめちゃくちゃ熱くなっているじゃないか。
うえ、54度かよ。あとちょっとでタンパク質が固まる温度になっていた。この手の充電器は普通のACアダプタと違って中にはヒートスプレッダみたいなものが充填されているため、ある程度熱が外に伝わりやすい仕組みになっていると思う。それでも外のプラスチックが54度ということは中は80度くらいになっているかもしれん。これは運がよくても速攻で壊れるか、火事になってすべてを失うかのどちらかだ。
結局以前、CHUWIの糞ミニPC用に買ったUSBファンを下にとりつけた。ファンの電力の供給は自身から行うというジェロニモの心臓マッサージみたいな感じになってしまった。ただ見た目は結構普通にしっくりしている。
違うPCでためしたところ60Wを超えることができた。一応書いてあることに偽りはないようだ。ファンの風をあてるだけで、熱の問題はなくなった。36度くらいまで下がった。結構な量の熱が空気に移動しているんだなあ。それにしてもGaNって損失が少なくて効率がよいから熱がでにくいということだったが、どういうことなんだろう。と思って調べてみたら、普通にAnkerの65Wの充電器とかもガンガン充電しているときとかは70度とか普通にいくようだ。じゃあこれは普通なのかなあ。それにしては安すぎるんだよなあ。
と、ここまで書いてこの充電器にはPSEマークがないことに今更ながら気づいた…これ使えないじゃん。と思って調べてみたら、電気用品安全法は個人に対しては適用されないのね。自分の家を燃やすか燃やさないかは自己責任ということらしい。