アケコン自作の失敗談 ~ケース編~
今でこそ「アケコンは自作したほうが絶対良いよ!」主義者なんですが、そこに至るまでに失敗を繰り返したせいで「これ絶対買ったほうが良かったろ」くらいには金を費やしてしまいました。
今回はそんな失敗談について、書いていきたいと思います。
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① Seria 書類ケース
レバーレスを安く作れそうという話を知り、実験的に作ったのがこれ。
たしか近所のSeriaで買ったはず。つまり100円。
柔らかくて加工がし易いところはとても良かった。
没にした理由
デザインナイフで穴あけができるほどの加工性は良かったものの、
ボタンが密集しているところが露骨に凹んでベコベコになるのがいただけなかった。
沈んでいくたびにボタンの押し心地が変わったり、そもそも持ち運んでるうちにぶっ壊れそうだなぁと思い、別のケースを考えることに。
② 木製ケース 案1
以前hitBOXが木製ヒトボを限定販売(価格は$299.99)していたことを知り、
頑丈さも魅力だったので木製ケースを自作することを考えた。
折角だから見た目もこだわろうと思って色々調べてみると、色々と工夫したほうがカッコよくなることがわかった。
こんな風に寸法のあった別々の板をネジとかで接合するより、
一枚の板を切り出して使うと角のところの木目が綺麗に揃う(端と端のとこだけは違うけど)みたいで、接合もダボを使えばさらに綺麗になるとか、調べれば調べるほど奥が深かった。
没にした理由
理想を追求するために考えに考えを重ねていたら、一周回ってめんどくさくなって、飽きた。俺の悪いとこが出た。
③ 木製ケース 案2
とはいえやっぱり木製のほうが見た目も耐久性も優れてるので、なんとか実現したいとは思っていた。
そんな折、アウトドア用のまな板を見て、
こんな感じで中をくり抜けば、見た目もそれなり且つ簡単に作れるんじゃね?というわけで、早速ホームセンターで必要なものを買いそろえた。
板自体は600円×2とかで、蝶番は2個で100円とか。
ケース自体は1500円くらいだったんだけど、彫刻刀とかんなも買ったら5000円くらいした。
まぁいつか他にも使うかもしれないけど、こういうのの積み重ねの結果が「買ったほうが安かった」に繋がるという・・・。
没にした理由①
ボタンの高さを考慮しておらず、完全に突き抜けることに気付かなかった。
アケコンを作る際、最低でもボタンが埋め込まれる寸法は確保しないといけないことを知った。
没にした理由②
なにより、シンプルに彫る作業がキツすぎた。
アケコンにすることはできなかったけど、超絶オシャレなカッティングボードとして、キャンプに連れて行ってあげようと思ってます。
④ DAISO SIKIRI 3
やはり加工のしやすさこそ正義!というわけで、木製を諦めることにした。
良い感じのサイズのやつがダイソーで200円。
仕切りがついてるけど、避けるか壊すかすりゃいいだろと思い、購入。
没にした理由
仕切りが思いのほか固く、簡単には撮れなかった。
そんで力入れて加工したら、割れた。
⑤ DAISO セクションケース
上記のような失敗があったので仕切りがあるタイプは買いたくなかったものの、丁度良いサイズのやつは逆に絶対仕切りがついてるみたいで(本当に余計)、しかも購入するまで中を開けて確認することもできず、200円だしギャンブルするかーっつって買ってみたものの、
没にした理由
仕切りが固かった。加工するまでも無く、諦めた。
⑥ 結論
Amazonで見つけたケースが、寸法と写真見る限りは良い感じだったので、実物見れないのは怖いなぁと思いつつ、結局ダイソーでもガチャさせられてたので関係ねーや!っつって購入。458円。
そしたら思いのほか寸法・材質ともに理想に近いものだった。
材質はポリプロピレン(①と同じ)らしいけど、厚みが違うからか押しても沈む感じは無いし、それなりに頑丈でかなり気に入ってる。
自作アケコンのケースを選ぶ際に考慮すべき点
今後の参考と備忘をまとめる。
寸法について
横幅
左ボタンの端からR1ボタンの端までは20cmくらいが一般的?
でも、両手を置くこと考えたらもう少し余裕が必要。
持ち運び考えてなるべく最小が良いなぁと思って25cmにしたけど結構ギリギリだと思う。
奥行
小型レバーレスを作ったつもりだったけど、地味にHitboxよりも奥行は大きかった。
俺はいわゆる「りゅうせい押し」にしてるから、19cmより小さいと手が置けなくて疲れそう。
高さ
ボタンの埋め込み寸法より大きければ問題ない説。
基盤から自作できればもっと薄型も作れるんだろうけど、今の俺には技術が足りない。
参考寸法
Hit Box・・・幅406.4×奥行き177.8×高さ50.8mm
Snack Box Micro(薄型レバーレス)・・・幅254 x 奥行127 x 高さ12.7mm
材質について
固い物は加工しづらい、柔らかいものは壊れやすい。
ポリプロピレン
厚みによって加工しやすさと壊れやすさが違うっぽい。
ガワ自体を自分で作るのは無理なので、丁度良いのを探すのが意外と難しい。
木材
奥が深すぎる世界。加工も値段もそこそこなので、いつか再挑戦したいところ。
アクリル
見た目カッコイイし自作も案外いけそうだけど、加工が難しそう。
大昔に試して割ってクッソ萎えた記憶がある。
レジン
最近よくYoutubeとかで見る。
何かしらで型を作って流し込んだら見た目も綺麗なやつができるんじゃないかという構想はある。いつかかたちにしたい。
以上、アケコン自作の失敗談 ~ケース編~ でした。
次回作の妄想だけはあるので、なにかしら進展があれば更新します。
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