2021/12/5、あいホールの1階ホールにて、おさんぽリトミックファミリーコンサートを開催しました。
コロナの前までは、た〜くさんの親子がぎゅうぎゅうに集まって、さまざまな演目を観覧するスタイルでした。
こちら↓が前回の様子です。
この後、助成金まで取れていたのに、中止となってしまいました。それからだいぶ間が空いて、まだコロナ禍は収まっていません。
そこで、人数をグッと減らし、観客みんなが「一緒に作るコンサート」にすることにしました。
最初のうちに「鑑賞」は全て終えました。しかも、歩いてても大丈夫。そうしたら、泣きわめく子はいませんでした。大人にゆとりがあると、子どもも安心して、自分なりのスタイルでいられるのかもしれません。
おさんぽリトミックを8年前に受けていた男の子と、受付のこまり先生がエアロフォンという電子楽器と、わたしの歌で「きよしこの夜」を演奏しました。
それから、モーツァルトのきらきら星変奏曲から抜粋版は鎌田先生のソロ演奏。あとから曲の解説も付け加えてくださったことで、家庭での会話が弾んだそうです。
「くるみ割り人形より行進曲」は、松尾先生と影山先生の連弾。参加者さんは、「兵隊の人形とねずみ」を聴き分けて、動きながら聴きました。
その後、プレゼントの形をしたくじ引き。今回、参加できなかった高校生たちがチマチマと折ってくれたものです。
グループに分かれたら、パプリカを踊って、リトミック。お兄さんお姉さんも、み〜んなリトミックで育ったのです。小6の子たちは全員、おさんぽリトミックの第一期生です。久しぶりのかわいいリトミックを、誰よりも喜んで参加していました。
それから一緒に楽器作りをしました。
準備段階では、小5〜高2のクラスの子どもたちが、「歌班(クリスマスソングを歌って聴かせる)」「楽器班(どんな楽器を作るか試作し、材料を揃える)」「技術班(PAや照明のプランを立て、機材の準備)」に分かれて、それぞれ準備しました。
子どもの考えたことなので、ものすご〜く難しい工作もあったんですが、小6の子の「難しいので、親がやってください」の説明に大笑い。わたしも一緒に作りましたが、できなさ過ぎて「これは・・・、大人が試される工作ですね」なんて笑いました。とても和やかでした。
作った楽器で「あわてんぼうのサンタクロース」の「いそいでリンリンリン」のところを、グループごとに創作して演奏しました。これも大成功!
最後に、お兄さんお姉さんのクリスマスソングを聴きました。
この頃には、会場がひとつになっていました。
参加者様からの感想をご紹介します。
出演したお兄さんのお母様からも、あとで記録用の動画を見た感想をいただきました。
先生方からも「子どもがよく動ける!」と驚かれました。もちろん、さまざまな積み重ねはありますが、全員に「リトミック」という共通経験があり、「いろんな子がいていい」「自分の役割は何か」など、ベースとなる考え方ができているからだと思いました。
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