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親としての理想に疲れてしまう

子育てのメルマガで「あなたはお子様を大学に行かせますか」というアンケートを取りました。結果や考察は以下のマガジンにまとめてあります。

このアンケートでの質問に答えたいと思います。200通くらいあったので、ピックアップして、少しずつ連載します。

本人の意志を第一に、自分自身で自分の将来を考えられるように育てることが親の仕事なんだろうと思います。そのために親も世の中の変化に敏感であり、情報をアップデートしていく姿勢が必要なのだと思います。

ただ親の責務という意味では、子供を養育するという日々の生活を回すことのみでも良く、親としての理想を求められると時々しんどく感じるのも実際にあります。その場合、親自身の原動力を維持するには強い意志しかないのでしょうか。

「親としての理想を求められる」のは誰からでしょうか?「夫から」「祖父母から」など、具体的にあるなら疲弊してしまうでしょうね。それは子育てとは少し違う問題ですね。

もし、自分の中で作り出した「誰か」ならば、「そんな人はいない」ということを書き出したり、誰かと話したりして、自分で作り出した監視者を消してください。

そして、あなたが目指すのは「理想の親」ではありません。「なりたい親」です。あなた自身が「どうしたいか」、どう育って欲しいか、これに尽きます。やる気がないのに、何か周りにせき立てられて無理して努力することではありません。

何より、日々の生活も「さらに伸ばす」ということも、どちらも親も子も生きたい(自分の理想の)毎日を暮らすためのものであって、それに疲弊してしまうのでは本末転倒です。


親として疲弊してしまう原因

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