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目に見えないものを教育する大切さは簡単には伝わらない。
2009年に書いた記事です。このころ、リーマンショックの煽りを受け、ならいごと業界は不況による打撃を受けていました。
わたしの主張は、「この世の中だからこそ、ここはグッと堪え、地に足をつけ、目に見えない教育を大切にしていけば、10年後はきっと、形と答えだけを追い求めた教育との差がついている」というものでした。
2009年といえば、わたしの息子たちはまだ小4と小2になったばかりでした。そして、わたしの予想はその通りになりました。あの頃、グッと堪えた子たちは、今を生き抜く力強い人材に育っています。
今、読み返すと、そっくりそのまま、今のコロナ禍にも当てはまると思います。このときは、まだリトミックを追求しているだけの一介の先生だったから、大きく「子育て」としては捉えていませんが、言っていることは今と全く同じです。
そして、「もし私が経営者になったら」と書いてありまして、実際に経営者となった今、もう、本当に全くこの通りのことを思っていまして、自分で驚いているところです。
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