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「育てるのが辛い」「もう無理」ってなるのは、ママのせいではなく、脳のせい

おさんぽリトミックの佳織先生です。

ちょっと重い話をします。

わたしの次男と三男は双子で、1歳5ヶ月のときに三男が病気で亡くなりました。

お骨はわたしが持ってます。
お墓に入れられなくて・・・。

わたしが死んだら、その辺の側溝でもどこでもいいから、わたしの骨と一緒に撒いて無くしてほしいなーと思ってます。

もう虫歯になる心配もないから、お菓子をいっぱいあげています。

お正月に次男が帰省してきて、しょーもないお菓子を買っていたから、「同じのを三男にも買ってあげてちょうだい」とお願いしました。

わたしが選ぶのとぜんぜん違う、体に悪そうなものばかり(笑)

そうして、1日ばかりお供えしたでしょうか、次男が「ちょうだい」と言って食べていました。

すごく幸せな時間でした。

きょうだいげんかも
「お菓子食べたいよう!」も

ぜんぶ、生きていたらこそ。

みなさんが経験している、今のすべてが思い出になります。

どうぞ、かわいがって、1日1日を楽しんで育ててください。

・・・とは言っても、そう思えない日もありますよね。

哺乳類の脳には、「子どもを育てたい」っていうパーツがあって、それは誰にでも備わっているそうです。
母親でも父親でも、なんなら他人でもいいそうです。

そしてね、そのパーツは、「辛いよう」とか「怖いよう」「悲しいよう」っていう、ネガティブな感情をつかさどるパーツが反応しているときは、働かなくなっちゃうんだそうです・・・。

それには個体差もないそうです。

だから、「育てるのが辛い」「もう無理」ってなるのは、ママのせいではなく、脳のせいです。

その解決策は、ママががんばることではなくって、「誰かにいっしょに育ててもらうこと」だそうです。

哺乳類の95%はママだけが育児をします。残り5%は父親も参加します。そして、そのわずか5%のさらに数%のみが「共同養育」をする、という高等な進化をしたそうです。家族、近所、保育園などなど、他人が協力しながら育児をするのは社会性の備わった人間だからこそ。

おさんぽリトミックには、がんばってちゃんとして連れてくる必要はありません。

おりこうにさせる必要もありません。

たったの1時間足らずだけど、同じ場所にいるみんなで、いっしょに育てましょう。


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