「自分で言ってごらん」は解決策ではない
ここ10年くらい、子育ての情報過多がお母さんを苦しめてるよな〜と思うことがたくさんあります。やってみるより前に「正しい答え」をいっぱい見せられて、自分が間違うのではないか、失敗したらどうしようとプレッシャーをかけているような感じがします。
子どもの意思を尊重する
その中のひとつ、わたしがもっとも危険だと思うのは、「子どもの意思を尊重」です。このことがかえって子どもを「子ども様」にしてしまい、打たれ弱く、自分の思い通りにコトを動かさないと愛情を感じられない、それでいて、あまり自分の頭で考えない子が増えているように思うのです。
今、闇バイトに気軽に加担して前科者になる大学生が増えていることが問題になっています。捕まってみると、とてもおとなしくていい子、犯罪を犯すような子には見えないといいます。それでいて、残虐な方法で強盗殺人に加担し、「ぼくはいつ出られますか」とキョトンと話すそうです。
こういう子は、わたしは決して特別な子とは思いません。ただ、大きな特徴のひとつが「なにごとも自分で考えてない」ということは言えると思います。
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