持病持ち 月に1度の 医者通い
今日は午前中、月1回の高血圧症の診察を受けるためにFクリニックに行った。診察は、血圧の測定と胸の聴診だけで、異常がなければ次の月の診察日時を決めて、5分足らずで終わり。薬をもらうためだけに行っているようなものだ。4年ほど前に突然、血圧が190にまで上がった時には、慌てて病院に駆け込んだ。血圧降下剤を服用し、塩分と酒を控えて、半年後には上の血圧が140を切り、現在まで安定した状態が続いている。
今日は、診察を終えた後にF医師が、
「チョット質問に答えてもらわなければいけません。医療費の増加を抑えるために新たに設けられた措置ですので、よろしく。」
と前置きして、身長・体重、塩分摂取量、飲酒量、日々の運動量などの質問をし、最後に一言。
「日常生活に問題ありませんので、このままの生活を続けて下さい。」
支払いを済ませ、帰り際に問診の内容を書き留めた書類、『生活習慣病 療養計画書 初回用』にサインを求められた。
家に帰ってウェッブで調べたところ、6月1日から脂質異常症、高血圧症、糖尿病3つの生活習慣病について診療内容及び、診療報酬の改定が実施されたことが分かった。生活習慣を改善によって症状を抑え、薬の投与量を減らすのが狙いとある。今日の領収書を5月のものと比較してみると、新たに『生活習慣病管理料』が加わっていた。
「医療費の増加を抑えると言いながら、実際は追加の費用が発生している。けしからん。」と思ったが、よく見ると、再診料、投薬料は減っており、トータルでは980円が950円に若干だが下がっている。額で30円、率にして3%の引き下げだ。諸物価値上がりの折に、医療費の引き下げは有り難い。医師会の抵抗があっただろうに、厚生労働省が頑張ったに違いない。
国が頑張るのなら、俺も頑張るか。塩分と酒を更に減らせば、薬を飲まなくてもよくなり、健康保険の赤字削減に寄与できる。
待て待て、今以上に塩分と酒を減らしたら、ストレスが高まり、かえって血圧が上がるのではないか。
(2024.06.22)