私が思い描くFP像とロードマップ
先日Xのスペースにて同級生FPの株式会社wincomeの芳川さんとこのテーマで話しました。
録音を残してあるので音声で聞きたいかたは下記より聞いてみてください。
https://twitter.com/nerima_fp/status/1857029742647472309?s=46
今回は決意表明ではありませんが、いい機会なので改めて自分の想いを書いておこうと思います。
お客様に自立してもらうFP
私が考えているお客様に自立をしてもらうというのは、お客様ご自身でCF表の作成・メンテナンス、BSを理解してもらえる状況です。
常に判断基準は自分なので、その判断基準となるような軸をお客様自身に持ってもらいたいです。
その判断基準の軸となるのがCF表とBSだと思います。
これができるようになったら、お金のことに関して自己判断ができると思います。
冷たく感じるかもしれませんが、人生において重要なお金のことをFP任せにするのはいかがなものかと心のどこかで思っている自分がいます。
もちろん相談をいただければ、よりよい状況にするために最善のアドバイスを行います。
しかし結局のところ、その話を聞いても行動に移すかどうかはお客様次第です。
行動を移すためのサポートは全力でおこないますが、最終的には私というサポーターからの卒業をしてもらいたいというのが自分の目指しているところです。
そのうえで時間の都合や手間を省きたいというかたに対しては顧問契約をしていただいて代行するといったイメージでサービスの構築をしています。
コミュニティ構築できるFP
FPはハブの役割として活躍できると思います。
お客様と話していると相談したいけれど結局誰に相談すれば問題解決できるのか分からないという声をいただくことがあります。
そんなときにFPとして悩みや問題をヒアリングして、それであればこの士業に相談すればいいと提案できるのがベストでしょう。
さらにお客様の中にもさまざまな職種のかたがいます。
例えば私のお客様にもカメラマンのかたがいれば、コーヒー豆の焙煎所をやっているかたもいます。
まだまだその規模のお客様を抱えていませんが、いつかはお客様同士で交流できるような場を設けられたらいいなと考えています。
FP有資格者からも求められるFP
これはFP有資格者からも求められているFPであれば、当然としてお客様からも求められるFPだろうという仮説からきています。
また今後想定されるのは、FPビジネスの事業承継や世代交代です。
その時に今活躍されているFPから任せてもらえるような存在になっていたいです。
私自身独立系FPとして活動していると、最終的に行き着く先輩FPはほぼ同じかたになってきます。
いつかは自分もそういう存在になっていたいです。
さらにその先の話だとFP教育に携わりたい!とも考えています。
これも今活動している中で先輩のFPの方々に優しくしてもらっており、いつかは自分もFPを目指しているかたに対して、恩返しがしたいとの思いがあります。
FPとしてのロードマップ
自分が思い描くFP像や目指したいFP像があれば、それですでに活躍されているFPのかたに師事するのがいいでしょう。
師事できなくても話を伺ってみたり、実際にそのかたがやっているビジネスをお金を払って実感してみたり(その際は潜入するのではなく事情をしっかり説明したうえで対応してもらえるかどうか確認したうえでしましょう)するといいと思います。
FPビジネスはまだこれだ!という再現性が高いモデルがない気がしています。
FPそれぞれ個性があるので必ずしもそのかたのビジネスモデルを真似すれば成功できるわけではないでしょう。
ただほかのかたがどういった形でいまのビジネスモデルを築き上げていったのかは自分でやっていく中で役に立つ情報です。
あとはやはり地道に自分がやっていることを発信していくこと、活用できるものは活用するのが大切かなと思います。
活用できるものの例としては、CFP検索システムであったり、J-FLEC認定アドバイザーの検索システムであったり、自分が今まで築き上げていた人脈であったり、頑張って取得した資格などです。
課題はまだまだ山積み
自分の理想とするFP像を目指すためには、まだまだ課題が山積みです。
その課題をどうやって解決すべきなのか日々試行錯誤しています。
その過程で迷うこともあると思いますが、自分の軸となるFP像があれば初心に戻って頑張れる気がします。
必ずしもFP像が必要だとは思いませんが、目指すべき姿とそれを実践している人を知っていて、アドバイスをもらえるかどうかによって成長速度は大きく変わってくると思います。
みなさんもぜひこれを機に考えてみてはいかがでしょうか?
そしてもしよかったらどんなFPを目指しているのか決意表明として聞かせてもらえたらなと思います。
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