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迷創の中で見つけたこれから自分が進むべき道
はじめまして✨
ランジェリーブランド「Nerei」の藤本佳子と申します🙂
ブランドは現在ローンチにむけて準備中ですが、私のランジェリーへの想いを少しずつnoteに綴りたいと思います🪽
今回は私の中で転換期となった2024年を振り返り、2025年からはじまる自分の夢と決意を書きます。
私がランジェリーブランドを作ろうと思ったきっかけ
いつからかレース生地がたまらなく好きだった私は美しいレースを身に纏えるランジェリーブランドを作りたい!と思いランジェリースクールに通い、4年間学んで製作してきました。
私にとってレース生地とは、細い無数の糸が重なり合って作られる美しい透け感と模様がとてもとても愛おしい存在です🌟
はるか昔ヨーロッパでは手作業でレースが編まれ、レースの豪華さが貴族男性の衣服の格をあらわすものとして扱われていたというストーリーにもなんとも色気を感じてしまいます。
「Nerei」のランジェリー
そんな私の人生を彩ってくれているレースを使って作るランジェリーは軽やかで美しい透け感を生かしたものでありたいと思っています。
そしてそのランジェリーブランドのテーマは「ともに日々を織りなすランジェリー」です。
無数の糸と糸が重なり作られる美しいレースのように、可愛くいたい日も、辛い日も、強くいなきゃいけない日も…、「Nerei」のランジェリーがともに寄り添い、様々な日々を積み重ねた先が美しく彩ある人生になりますように。そんな願いを込めたブランドにしたいと思っています。
これは4年前、ブランドを作りたいと思った時からずっと変わらず持ち続けているイメージです。
がむしゃらに突き進むしかなかった2024年
2024年は私にとって悲しい出来事があり、毎日毎日色んなことをぐるぐると考え、やるせ無さを感じ、何もしたくないのに毎日次の日がやってきて生活しないといけない。こんな感覚にはじめて出会いました。
そんな日々でも美しいものは変わらず美しく、お気に入りのレースのランジェリーを選んだ朝は少し心が軽くなった気がしました。
そこで自分でブランドに込めた想いを改めて強く実感し、つらい時こそ立ち止まらずがむしゃらに前に進むしかないのでは?と感じました。
幸運なことにちょうどそのタイミングでスクールの作品展「迷創する下着」があり、まずは作品展で今の自分の精一杯を作りました。1ヶ月ほどは仕事の合間を縫って、作品を縫って縫って縫いまくった日々でした(笑)今思い返すとその時の自分を抱きしめてあげたくなるほど頑張った実感があります❤️🔥
ミステリアスな下着の世界と抱く夢
この2024年の迷創を経て今まで思い描いてきたことが形になり、やっぱり私はランジェリーブランドを作ってたくさんの人に届けたい!と思いました。
それは私の作る下着が世の正解です❕と発信したいわけではなく、閉鎖的で選択肢の少ない下着の世界の中で新しい選択肢のひとつになればいいなと思っています。
楽なノンワイヤーの下着を好む人が多い中で、レースのワイヤー入りランジェリーは多くの人が未知の世界だと思いますが、美しいだけではなく実は適度にホールド力があり着用感も良いのです✨
今は安価な下着、楽な下着を選んでいる人にも、いつかとびっきりの1着が欲しいと思った時にその選択肢のひとつになれるランジェリーブランドになることが目標です🪽
コスパ重視の無駄のないものも良いですが、少し背伸びして買ったときめきに救われることもあるとわたしは信じています。
下着は1番肌に近く毎日身につける必需品でありながら、どうしてもエロやジェンダー論に結びつけられやすい存在です。そして店舗で買う難しさ、選ぶ余裕の無さから妥協して選んでいる人も多いと聞きます。
知れば知るほど下着の世界は不思議でおもしろい!そう言って笑い飛ばせるほど下着がオープンなものになればいいのにな…と思うこともありますが、それでもやっぱり下着の持つ秘匿性の高さにきゅんとしたりもします💘
ミステリアスな下着の世界、ランジェリーの世界にわたしはすっかり魅了されてしまいました。
私が美しいランジェリーを作り、それを美しいと感じてもらえる人に自由に楽しんでほしい。
「Nerei」のランジェリーがひとりでも多くの人に届きますように。2025年中のローンチを目指し精進します。
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※ここでは下着をアンダーウェアの総称、ボディメイク要素の高いものとして、ランジェリーは体を美しく魅せる装飾性やデザイン性の高いものとして使用しています。