Oculus Goの布教向きな酔わないタイトル
こんにちは、田畑(@nerd0geek1)です。
先日、Twitter上でこんなツイートが。
これはホントその通りだなと思います。
同僚、友達、家族にOculus Go試してもらいましたが、「Catan VRでも少し酔った」という人もいたので、布教のためには万人受けするようなコンテンツを見せるのがベストだと思います。
先週ちょうどOculus Japanの井口さんがこんなツイートしていたので、そんなに酔わなさそうで、↓に含まれているクオリティ高めのアプリ、という感じでまとめてみました。今回は非ゲームアプリのみです。
非アプリ
1. ホーム画面
アプリですらありませんが、オフラインでも見せることができ、「VR空間ってこんなものだよ」というのをかぶせてすぐに体感してもらえるので、ホーム画面を見てもらうのも1つだとは思います。
Oculusが作っているので、クオリティも高いですし。
2. Youtube
これもアプリではなく、ブラウザ内でYoutubeを立ち上げただけです。
VR対応コンテンツでなくても、全画面モードで起動すると大画面(140インチのディスプレイくらいの体感値)を見ている感覚を味わえますし、Perfumeの「Everyday」のようなVR対応コンテンツを再生すると、動画の中に入ったような感覚を味わえます。
元の動画はこちら↓
宇宙、自然系コンテンツ
Space Time
価格:無料
対応言語:英語
インターネット接続:不要
宇宙や
時空についての解説を聞くことができるアプリです。
ただし、英語のみ&字幕等なしなので、英語ができないとちょっとキツいかもしれません。
Neos: The Universe
価格:無料
対応言語:英語
インターネット接続:不要
色々なもののサイズを比較しながら見ることができるアプリです。
小さいものでは、エタノール(アルコール)分子や炭素分子、
大きいものではアンタレスやアルデバランといった恒星といったもののサイズ感を体験することができます。
HomestarVR
価格:¥790
対応言語:英語、日本語
インターネット接続:不要
プラネタリウムや世界各地の星空を眺めることができるアプリです。
マッターホルン山頂から見た星空などのコンテンツを楽しむことができます。
(このスクリーンショットだと暗くてわかりにくいですが、実際に使うと割と見えます)
Discovery VR
価格:無料
対応言語:英語
インターネット接続:必要
ディスカバリーチャンネルのVRコンテンツを見ることができるアプリです。
サメの群れの中で撮影された映像や
世界各国で撮影された旅行系のコンテンツを見ることができます。
Ocean Rift
価格:¥990
対応言語:英語
インターネット接続:不要
Discovery VRが実写映像だったのに対しOcean RiftはCGのVRコンテンツを楽しむことができるアプリになっています。
魚の群れを見たり
イルカを呼んだりすることができます。
The Body VR
価格:無料
対応言語:英語
インターネット接続:不要
こちらは以前も紹介しましたが、VR空間内で体内を移動することができる、という教育系コンテンツです。
英語のみの対応ですが、赤血球や白血球などの血液内の細胞について↓の画像のような解説があったり、discovery channel系が好きな人にとっては良いコンテンツではないかと思います。
3Dモデル系
価格:無料
対応言語:英語
インターネット接続:不要
3Dモデルのコミュニティサイト、sketchfab.com(GitHubやdribbbleの3Dモデル版?)のアプリです。
サイト上の全てのモデルを見ることができるわけではなく、アプリ用に取り上げられたいくつかのモデルしか見ることができませんが、3Dモデルを様々な角度から見ることができ、VRっぽいことを体験できるアプリだと思います。
マンモスの骨格や
ブラキオサウルス、
ナポレオン像なんかを見ることができます。
価格:¥690
対応言語:英語
インターネット接続:コンテンツのダウンロード時にのみ必要
Monzo VRは以前にも紹介しましたが、VR空間内でプラモデルを組み立てることができるアプリです。
スポーツカーやF1、クラシックカーなどの乗り物やティラノサウルスやステゴサウルス、トリケラトプスなどの恐竜、ダヴィンチのカタパルトやローマ帝国のバリスタなど多種多様なプラモデルが用意されています。
またプラモデルについては作業中〜完成後にかけて回転させることができるので、このように裏面を覗き込むような形で表示させることも可能です。
価格:¥490
対応言語:英語
インターネット接続:コンテンツのダウンロード時にのみ必要
こちらは上2つと違い、VR空間でモデルを作ることができるアプリです。
操作にかなりクセがあり、慣れるとこんなものまで作れるようですが
5分程度だとキモいきのこを作るのが限界です。
修正は消しゴムツールなど行うのではなく、ロケットで行うようです。
細かいことを気にしてはいけません。
まとめ
今回はVRが初めての人、酔いやすい人にも大丈夫そうなアプリを紹介しました。
今回の記事のために20個ほどのアプリを試しに使ってみましたが、その過程で以下のような気付きも得ることができました。
・アプリ起動後はなるべく早く何かを表示したほうが良い
・アプリ起動直後にコンテンツが何もなく、それをダウンロードする必要がある
というのはユーザー体験としてかなり悪い
1つめについてですが、アプリ起動後に何も表示しないでおくと、ユーザーは暗闇の中に十数秒放置されることになるので、ロゴでもローディング画面でも何かを表示してユーザーを安心させる必要がある、ということです。
2つめについてですが、今回記事で紹介しなかったアプリで
・アプリ起動後、データのダウンロード(3.24GB)を求められる
・ダウンロード中、ユーザーはダウンロードの完了を待たなければならない
というアプリがあり、ユーザーが離脱しやすくなっていました。
Oculus Goではアプリを複数同時並行でダウンロードすることはできますが、起動は同時に1つまでしかすることができないため、アプリAでデータのダウンロードをし、ダウンロード中はアプリBを使っている、といったことができません。
なので、
・最初にストアからダウンロードするタイミングである程度のデータも入れておく
・アプリ内でデータのダウンロードを行う場合、スマホアプリのようにアプリの
説明を表示するなどして、ユーザーを飽きさせないようにする
などの対策を取る必要があると感じました。
次回は今回とは真逆の酔いやすいアプリばかり紹介しようと思います。
サポートする代わりに個人開発はじめましょ! iOS👇 https://developer.apple.com/jp/support/enrollment/ Android👇 https://play.google.com/apps/publish/signup/