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内面診断系パーソナルデザインと本家パーソナルデザインを比べてみました
2か所のパーソナルデザインサロンで受診して感じたことを書いていきたいと思います。
自分の中でしっくりくる診断に出会えるまでの紆余曲折なのですが、その途中で感じた嬉しいことやもやもやすることを率直に吐き出す形となっています。
プロではないのでイメコンの詳しい説明等は割愛させていただきます。
パーソナルデザインを受けることになったきっかけ
トレンチコートが似合わない
パーソナルデザイン診断を受ける前、顔タイプと骨格、16分割PC診断を受けました。
結果は顔タイプエレガントと骨格ストレートで大人っぽいものが似合いやすいとのことなのですが、以前チャレンジして、トレンチコートが似合わなかったことをふと思い出しました。
そのことをアナリストさんに伝えたのですが、診断終了間際だったこともあり「そうですか?エレガントだしストレートなのですからお似合いになると思いますよ」と深く検証はなされず、手短かに終わりました。
診断後、何度かお店に行ってトレンチコートを試着するのですがやっぱりしっくりこないのです。
パーソナルデザイン診断を受けて謎を解きたい
これはどういうこと??とネットで調べるうちにイメコン診断の中にはパーソナルデザインという技法が存在することを知りました。
もしかしたらトレンチコートが似合わない理由がパーソナルデザインで分かるかもしれない・・・
そんなことを考えながら受診するサロンを検索したのですが、残念ながら自宅から一番近いと思われるサロンが休止中でした。
その次に検索に現れたのは東京のサロンでした。
そこはサイトの作りもしっかりしていて各デザインの紹介も豊富だったので、躊躇せず申し込みを入れました。
今思えばそこのサイトには「パーソナルデザインカウンセリング」と書かれており、「パーソナルデザイン診断」という明記ではありませんでした。
東京のサロン(内面診断系PD)での診断結果
メインPD:グレース 70%
サブPD:ワ〇ルドミラノ〇ダム 30%(このサロン独自のデザイン)
パーソ〇ルアクション※:フェミニン
※はこのサロン独自のもので本家や本家系列には存在しません
サロンに着いて席に案内され、それぞれのPDの説明がありました。
テーブルに置かれたタブレットでそれぞれのタイプの図をみせていただきました。
最初に他所で受けた顔タイプエレガントと骨格ストレートをアナリストさんに伝えたと思います。
サイトに「心理学をベースにしている」とあったので各デザインの心理的なことや雰囲気の説明がありました。
好きな女優やタレントのことを聞かれて、ハリウッド全盛期に活躍したある美人女優を答えました。
答えた女優のことは脇に置かれ「日本の芸能界ではいませんか?」と聞かれましたが、それほどテレビなどを見ないしこれといって興味がなかったのでぎこちない答えになってむず痒かったです。(診断後アナリストさんのブログを見ると、その女優について自分はたいして興味がないといったような内容があり、少しがっかりしました)
「あれ?イメコンなのに容姿の特徴は?」と思ったのですが、説明に口を出さずに頷きながら聞きました。
グレースタイプはギャルママとは真反対にいる人、よく読む雑誌は「HERS」と答えるとそれはナチュラルタイプのもの、フェミニンは嫁いで一度その家に入ると表には出てこない人、ロマンスタイプの男性は両親がラブラブな家庭で育った人だと説明されました。
そんなものかなあ?
多面体であるのが人間なのにそんなに単純にタイプが決まるものかな?
誰かから見たらグレースだけど、別の誰かから見たらナチュラルってことだってあるよね。
という疑問もありましたが、やはり黙って聞きました。
とくに恋愛体質である女性のロマンスタイプのくだりは聞いていてなぜか私にとって心理的負担が大きかったです。
こちらのサロンのロマンスの解釈はどうも不幸体質の女性のような気がしてならなかったからです。(心が不安定、アンニュイさ、依存性など…)
そのことを伝えるとアナリストさんは少しムッとして「どうしてそう思うのですか?」と聞き返してきました。
陰の雰囲気で引き寄せる人は同じく陰を抱えた人がやってきますし、それは自分の人生の中でも少しだけ体験したことがあったからなのですが、本音を言うとこじれる予感がしたので当たり障りのない応えをしてその場はなんとかお茶を濁しました。
なんと答えたのか正直覚えていませんが、ロマンスタイプは苦手だなと密かに思ったのを覚えています。
診断は私自身のこれまでの生き方や心の在り方の聞き取りが中心で、初期の目的である「なぜトレンチコートが似合わないのか」という趣旨からどんどん離れていきました。
私は自分の過去が全く誇れるものではなく生き恥ばかりだし、もう思い出したくないと思うようなこともあったせいか答えもかなり抽象的だったような気がします。
おしゃべりも得意ではないですし、子供の頃の環境があまりよくなかったことや人から強い裏切りを受けたこと、声をかけにくい雰囲気があることも伝えました。
「モテますか?」
という質問には、心底疲れました。
たとえ複数の男性から声をかけられ最初はチヤホヤされてもその男性たちから後に冷たくされたり依存されたりモラハラやDVをされるようであればそれはモテるというのか…と一瞬考えてしまいました。
それに自己肯定感が強くて自意識過剰な人なら男性から少し親切にされただけでも好意があるとしてモテると答えるだろうし、私のように自分に自信のない人間はその逆だと思うのです。
アナリストさんの「モテる」の定義が何を意図しているのかわかりませんでした。
なのでそんなことを聞かれても正直わからないというのがありましたし、結婚する前の若いころは悪い意味で男が途切れなかったことを伝えました。(早い話、だめんずウォーカーだったわけです)
なので、今現在は人との付き合いは合理的にしており人生設計はしっかりしないといけないと考えていると伝えました。
あとお話したことは子育ての姿勢だとか、主人との仲、これからどう生きていくかといったことだったと思います。(これを書いている時点であの時から2年以上経過しているので記憶があいまいです)
「グレースです。サブはワイ〇ドですね。今のセミロングの髪型もお似合いです。ふわふわした可愛らしいものとかお好きではないでしょう」
最後にアナリストさんがぴしゃっと答えてくれました。
可愛いものが好きではないというのはほぼ外れていました。
実際家で飼っている小型犬をとてもかわいがっていますし、一時期淡いピンクのキャラクターものを集めていたので「好きではない」との決めつけに違和感を感じました。(言えませんでしたが…)
それにグレース?自分はそんなに几帳面ではないし、もっと砕けて自由でありたいと思いますと伝えましたが、「それならオンとオフで切り替えていきましょう」と提案されました。
ワ〇ルドというデザインはグレースよりははまっているような気がしましたが、帰ってサロンのサイトで詳しく確認すると、イエベでスポーツをしてそうなイメージとありました。
イエベ? スポーティー??
結局何を着たらよいのかよくわかりませんでした。
これでは目的が全く達成されていないので、サロン独自の診断であるパー〇ナル〇クションを受けてみようと思いました。
ア〇ションとあるので、何かハッキリするかもという淡い期待があったからです。
追加のものでしたが、この時何を話したのかさっぱり思い出せません。
診断結果はフェミニンということでしたが、アナリストさんは資料を書く上でこれを重視していない風でした。
特にサブデザインのワイ〇ドと全く接点のないものだからです。
アクション診断日の最後に「鈴木京香さんかお手本ですね」と言われましたがこちらもいただいた資料には書かれていませんでしたので、あとからやっぱり違うと思われたのかなと勘繰ってしまいました…京香さんを出されて嬉しかったので資料に入っていなかったのは本当に残念です。(その代わりあまり知らない韓流女優の方が入っており、どこが私と共通しているのかよくわかりませんでした)
蛇足だったかなあ・・・と全部の診断を受けて思いました。
おしゃべりが得意ではないのにこれだけ話さないといけないサロンを選んだのは違ったかな?と感じ始めていました。
グレース ワ〇ルド フェミニン
このアンバランスな三つをどう扱ってよいかわからなかったですし、更に追加のサービスを受けないと深いことはわからないようでした。
内面診断系PDサロンまとめ(マ〇ュアリズム本舗)
◆心理セッションが1時間以上あるのでメンタル的にタフな人向け
(通常のカウンセリングはクライエントの心的負担を考慮して一時間以上のセッションはしないと知り合いのカウンセラーから聞いたことがあります)
◆診断前にこれまでの人生のこととこれからどうしたいのかを考えておくと当日スムーズに受け答えが出来る
◆診断前に好きな女優やタレントを定めておく
◆自分のことを語るのが苦手な人にはオススメできないが、自分のことをわかってもらいたい人にはピッタリ
◆容姿的な面の判断も少しはあるとは思うが、容姿の特徴から似合うテイストを割り出すサロンではない
◆複数の様々なタイプを割り出されるので、混乱することなく昇華出来る人にオススメ
◆自分の好きなテイストを肯定してくれる傾向にあるので、こだわりがある人にとっては背中を押してくれるサロン(のちに受ける本家PDサロンは似合うもののみをストイックに分析するので一切忖度なし)
◆しかしこのサロンのみで完結してしまうと、自分が最高に魅力的になるファッションが何なのかを知ることは出来ない
◆占いや性格診断が好きな人とは比較的相性がよい模様
◆診断資料が2か月近く作成にかかるのでのんびり待つことができる人に合っており、文章ではなく写真が中心で「こんな感じです」「こんなイメージです」と書かれているので、感覚で捉えるのが得意な人向け。(いただいた資料には「顔がキリッとしているからグレースだと書いてありました)
紹介された有名人とどこのどんな部分が共通しているのかは読み手が推測しなければならない。
私がいただいた資料には似合うアイテムの紹介や服が少しだけありましたが、いわゆる容姿の特徴ではなく内面から割り出されたPDなので身体的に曲線が得意(のちに受けた本家PDで判明)な私には厳しかったです。
◆資料についての他の方の口コミです。この方と似たような資料でした。セッションで話した内容の記載はなく、あれだけ長く話したのに割り出されたPDとPAになった理由が一切記述されていないのはとても残念でした。
◆PDよりも基本的に商標登録をしているPA(パーソナルアクション)が売り
◆ロマンスタイプを見ても分かるように、アナリストの世界観が独特で心理学を売りにしているわりにはこちらの世界観の受容はあまりなされない。アナリストの感性と世界観にはまる人じゃないと相性は難しい傾向。申し込む前にアナリストのサイトとブログをよく読んで世界観に共感できるかどうかを確かめておく。(長時間の談話になるので相性が大切です)
内面を長時間探るので合わないと相当な心理的負担になることは間違いないですし、私も実際終わってからどっと疲れが出ました。
◆診断の最後に今日の感想を書く紙を渡される。(よかったら書いてくださいではなくほぼ強制のような感じだったので正直とまどいました)
心理カウンセリングの技法に「ソリューション・フォーカスト・アプローチ」というものがあるのですが、その技法を主に使って自己実現や自己表現を手助けしているような感じがありました。
そう考えると忖度なく容姿の特徴を見定めるイメージコンサルティングとは少し違うものだと感じました。
こだわりや好きなものがはっきりしている人は忖度のないイメージコンサルティングで傷つくこともあるので、そういう経験をされて傷ついた方にはこちらのサロンはとてもオススメです。
ただ心の弱い私は数時間の会話にとても疲れてしまいました。
自分を表現することが本当に苦手なのだと再確認したのです。
自分のことを上手に表現できない軸のない人間にすら思えてきました。
こちらのサロンのSNSに書かれている「キャラ立ち」という言葉を読むたびに、「キャラ立ち」している人たちは軸のない自分とは違い別次元で輝いている人たちなのだと少し辛くなりました。
割り出された「グレース」というデザインもひょっとしたら本音を出せず自分を作りすぎて答えた結果導きだされたものなのでは…と思いました。
自分にとってしんどいロマンスタイプの話が出た時に強い防御壁を作ってしまったゆえです。
私は他のグレースタイプの方たちのように輝いておらず素敵ではないし、社会で活躍しているわけでもないのになあと心が重たくなりました。
未熟な心がとても嫌になりました。
少しでも自信をつけたくて始めたイメコンなのに…
私は何がしたいんだろうなあ
大きな迷路に迷いこんでしまった気分になりました。
送付されてきた資料に「甘いタイプのグレース」とありましたが、それはフェミニンと何が違うのかよくわかりませんでした。
受診後にわかったこと
診断後、資料の中で紹介されていた服と似たようなものをお店に探しにいき試着しましたが、まったくしっくりきません。
素人目でも似合っていないし、寂しさや無理している感がわかります。
でも自分、グレースなんだよね?・・・
その後もグレースらしいシンプルなシャツやパンツを履きましたが、近所の人から「お仕事ですか」と聞かれました。
これはもう似合っていないしコスプレになっていると判断せざるを得ませんでした。
家族もグレースの装いをしている時は堅苦しい人が家にいると感じていたようで、お世辞にも好評ではありませんでした。
インターネットにあるパーソナルデザインを受けた後の感想には「夫や彼氏に好評でした」とか「友達に褒められた」などというものがちらほら見受けられますが、そんなことは皆無でした。
パーソナルデザインの実力ってこんなものなの?
私とパーソナルデザインは相性が悪かったのかも…
わざわざ東京まで出向いて高いお金を出したのに残念だなあとため息が出ました。
しばらくして、イメコン関連のことをネットで調べていると受けたサロンはパーソナルデザインを最初に始めた本家の先生とはなんら関係なく、無許可で名前を名乗っているところだと大手掲示板に書かれていました。
SNSでも調べてみましたが同様の書き込みが見つかりました。
これを知ってかなりのショックでしたし、そのサロンでは結局私がどうしても知りたい「トレンチコートが似合ない理由」が分からなくても当然だと思いました。
本家のパーソナルデザインを受けたい
一からサロン探し
その後もどうしてもグレースというデザインが昇華できないことが気になって仕方ありませんでした。
某所でそのことを相談すると本家パーソナルデザインは「ベストカラーコム」と銘打っているサロンが正統なところであり、本家のデザイン数は8タイプのみ(ワ〇〇ドやクー〇があるところはニセモノ)、本家や本家系列ではまず最初に必ず4分割のPC診断が入ることを教えてもらいました。
パーソナルデザイン本家と本家系列の条件
◆パーソナルデザイン診断を日本で最初に始めたのは香咲ハルミ先生(本家と呼ばれる方)で香咲先生に師事したアナリストの方たちは本家系列と呼ばれている
◆サロンに「ベストカラーコム」認定と記載がある(わからない場合は行きたいサロンに事前に問い合わせるのが無難)
◆最初に4分割のPC(パーソナルカラー)診断がある
◆本家のデザインは6種類8タイプのみ
キュート(ガーリッシュ、ボーイッシュ、アヴァンギャルド)、ファッショナブル、ナチュラル、グレース、フェミニン、ロマンス
◆キュートタイプはキュートのみ組み合わせとなり、他のタイプがサブにくることはない
つまりガーリッシュとボーイッシュの組み合わせはあるが、ガーリッシュとフェミニンなどの組み合わせは存在しない
なぜキュートの組み合わせだけ独立しているのかを説明している本家系列アナリストさんの記事がありました
→https://note.com/eyp_pcpd/n/n7e3ccc68b87a
◆本家パーソナルデザイン診断は技法的に独立したものであり、顔タイプ診断や骨格診断、心理学など他診断との併用は混乱や矛盾を招くために基本扱われない(つまりPD診断以外の診断を同時に扱っているサロンは本家や本家系列ではない可能性がある)
◆生まれ持った容姿に似合うデザインを忖度なく診断するのが基本
◆診断後にPCとPDのメインサブの資料をPDFで一枚ずつもらえる(どのような素材が似合うかなどが書かれている)。画像は一切なく文字のみ。
◆診断後はアナリストとお買い物同行をして、洋服のテイストなどを理解していくようになっている
本家本元のPDサロンでは何のデザインになるんだろう?
東京のサロン受診から1年数か月後、住んでいる県内に新しい本家系列のサロンが見つかりさっそく受診をお願いしました。
以前、東京のサロンで受けたことをメールで伝え、グレースがどうしても似合わないことを伝えると「それでは一度ばらして新しく診断していきましょう」とアナリストさんから返信をいただきました。
本家系列で受けた診断結果
PC:ウィンター(ビビットなもの)
メインPD:ロマンス
サブPD:フェミニン(のちのお買い物同行で消えました)
前回のサロンでおそらく真っ先に消えたであろうロマンスがメインPDとなりました。
前のサロンのロマンスの解釈は恋愛至上主義や常に誰かを求めているといった独特なものだし、性格面からの判断だったので私にぴったりくるデザインがなくて当然だったのです。
眉と日焼け止め、ノーマルのコンタクトを装着して当日はサロンに向かいました。
マスクをする季節だったのでちょうどよかったです。
まず最初に各デザインの説明がアナリストさんからありましたが、前回と違い容姿の特徴の説明のみでした。
「うちでは性格はみません」
そうきっぱりとおっしゃってくださいました。
人生三度目のPC診断
一番最初のPC診断ははまずスプリングが消えてその次にサマーが消えました。
「以前何度か診断でサマーになりました」とアナリストさんに伝えると、サマーは日本人女性に比較的似合いやすく誤診が多いシーズンなんだとおっしゃられていました。
アナリストさんの判断でどちらも肌と同化してしまい、目に輝きもなく引き立てている色とは思えないということでした。
次はオータムとウィンターのにらめっこでしたが、ウィンターの方が肌が白く瞳も輝いて見えたのでウィンターに軍配が上がりました。
SP→SU→AU→WINの順番で決定したという感じです。
16分割の時はブライトサマーとクリアウィンターですが、本家系列PDサロンでは冬のビビットな色が最もベストという結果をいただきました。
ついに似合うデザインが分かった
各デザインの説明を受け、一番遠いものから外していく作業に移りました。
私:「キュートをはずします」
アナリストさん:「私も同感です」
私:「ナチュラルをはずします。Tシャツジーンズでデートに行ったら相手から怒られたことがあります」
アナリストさん:「そうですね」
私:「次にファッショナブルでしょうか…」
アナリストさん:「そのとおりです」
ファッショナブルは憧れがあった分、少し寂しく感じました。
アナリストさん:「ここまで残っているのは、グレース、フェミニン、ロマンスです。最後にどれを外しますか?」
ここで多いに迷う…
しかしここまで来たらどう見ても似合わなかったグレースだろうと思い
「グレースです」と答えました
アナリストさん:「正解です。ロマンスがメインでサブがフェミニンです。ドア開けた瞬間にこの人はロマンスだとすぐわかりましたよ」
前回のサロンのグレースはサブにもつかずとても驚きました。
しいて言えば前回のサロン特有のものであるパー〇ナル〇クションのフェミニンが唯一被っていた部分でした。
それから鏡の前で簡易的柄ドレープや各デザインの小物を当てて確認作業に入りました。
ハーフアップやまとめ髪、無造作なヘアスタイルをみてもらいました。
グレースに似合うとされるまとめ髪とロマンスの無造作なヘアスタイルを比べると、明らかにまとめ髪は顔がきつくなっているのがわかります。
グレースの規則的な柄のドレープとロマンスの大きな花柄のドレープを比べてもロマンスの方が顔が華やかになります。
当日来ていた服は骨格ストレートに合わせて大きく胸元が開いたトップスだったのですが、それも違和感なく似合っているということです。
どこかに露出がないと野暮ったくなるのもロマンスの特徴だとお話してくださいました。
グレースでない理由がようやく判明した瞬間でした。
直線グループはあっと言う間に全滅で曲線てんこ盛りならかっちりしたトレンチコートが似合わなくても無理はないとしっくりきました。
「同じトレンチでも柔らかい素材や大きなフリルが入ったものなら似合いやすいですよ」と教えていただきました。
ヘアスタイルは「ロングの方は巻髪が必要になりますから、頑張って巻いてくださいね」ということでした。
本当に自分にぴったりなデザインを知るまで結構大回りしてしまいましたが、やっと納得いくことが出来ました。
前のサロンを受けたことは容姿に活かせずとても残念でしたが、あちらで得たものも何かに役立てればいいと思いました。
正統派を感じさせるグレースの性格と容姿の甘さが特徴のロマンスを今後自分の中でどう落とし込んでいくのかが課題となりました。
デザイン判明後
その後、メイク道具のカラーチェックをしていただきましたが、その時のしぐさも大人の曲線タイプのものだとおっしゃってくださいました。
前回のサロンとここは一致しているようでした。
その後、ウィンターに似合うコスメの紹介やメイクのやり方を教えて頂きました。
手軽にそろえることが出来るプチプラのコスメも教えていただき、早速ドラッグストアによってアイシャドウを購入しました。
デザインのロマンスについては海外商品を扱っている通販の冊子で服装の特徴や生地感や柄の説明をしてくださいました。
お買い物同行などでデザインの特徴を飲み込み、少しずつ服を購入をしていく中でロマンスタイプの得意とする「マーメイドスカート」をはいていると「いいじゃない」と家族に言われたり、曲線的な高級感をテーマにファッションを作ると周囲の人が一層親切にしてくれるようになった気がします。
そしてなにより「優しい感じがする」と言ってもらったことがとてもうれしかったです。
こんなにうれしい言葉をかけてもらえるのなら、グレース的な性格はしばらくの間封印しておこうと思いました(笑)
超個人的な感想とこれまでの経験で私が考えたこと
①生まれ持った容姿の特徴
②その人の仕草や言動
③その人の内面や性格
パーソナルデザインの本家では①がまず重要視され次いで➁を少しだけ見ます。
一番最初のサロンは③を重視すると思うのですが、私のように内面と外見が一致しない人は、最初のサロンでは容姿的に似合うファッションが見つからない傾向が強いのではないでしょうか。
初対面の人に会って一番最初に影響を与えるのはどう考えても①ですし、③は深く付き合わないと見えてこない部分だと思います。
内面からにじみ出る何かと言いますが、③を一番最初に意識できたら、事件が起きた時の犯人の近所の人にありがちな「とてもよい人だったのになぜ…」「まさかあの人が」なんていうものはないと思います。
ましてや内面は最初のサロンでも疲れるくらい話さないとわからないのですから、軽い付き合いをしている人が知る由もないと思います。
初対面で数時間話した程度でその人の深い部分まで知ることが出来るとも思えませんし、ましてや自己開示が下手な私のような人ならなおさらなのではないでしょうか…
人それぞれだと思うのですが、私は自分の内面を視覚で確認できるファッションで表現して他者に伝えるのは苦手です。
大掛かりなステルスの自分語りをしているような居心地の悪さがあるのです。
どちらかというと自分の心の中はあまり打ち明けたくないタイプなので余計そう感じるのかもしません。
内面的な未熟さを人にさとられたくないというのもあります。
しかし自分の内面をさりげなく誰かに知ってほしいという方には最初のサロンの手法はとても有効だと思います。
イメコンを受けようという方はたくさんいらっしゃいますがそれぞれ目的意識は一人ひとり違うのではないかと思えたことが今回のことの学びとなりました。
それぞれの目的意識に応じて適切な流派とサロンを選べたらいいなあ…と願っています。
以上が私が体験したパーソナルデザイン診断の紆余曲折です。
ここまで長々ととりとめのない文章にも関わらずお付き合いくださった方、ありがとうございました。
パーソナルデザインも本家一つではなく流派に分かれてしまっているので、これから受診しようとお考えの方に何か参考になれば幸いです。
おまけ
壇蜜さんは本家ではグレースとされていますが、内面診断系PDではロマンスに分類されていまいた
本家系列の先生のお話では皇后陛下(雅子様)はウィンターのファッショナブルだそうです
パンツのロールアップは肌が出るとは言えカジュアル感が出るのでロマンスタイプは苦手だということです