【発達障害】8ヶ月ぶりにカウンセリングに出かけてネガティブ思考を相談してみた
冬になると気分が落ち込みがちになる
去年の5月以来、8ヶ月ぶりとなるカウンセリングに有給を取って、出掛けて来た。
毎年、心身のバランスが崩れる時期があり、9月から10月半ば、季節の変わり目で体調を崩しがちで、12月半ばくらいから1月、2月。要するに寒くなると気分が落ち込む。
近況報告
仕事のミス(ADHDの不注意傾向は依然として消えない)
仕事の方向性は間違えることが少なくなった
「こだわりを脇に置いて、折り合いをつける事が上手くなった」
去年、インチュニティブを試したが副作用が強く上手くいかなかった
本格的に冬が近づき、気分が落ち込むようになった
過去記事:2021年、障害者雇用で働きながら投資。
魔法の特効薬はない。地道な努力を重ねる他ない。
残念ながらADHDの不注意傾向は大人になった今でも無くならない。
決して怠けているわけではないのだが、仕事の抜け漏れはゼロには出来ないでいる。
いくら鈍いと言ってもミスから生じる周囲の苛立ちを感じ取れる場面は何回もあって、バツの悪さを感じて、去年の6月にインチュニティブを試すも上手くいかなかった。副作用が強烈で、日常生活に支障が出てしまった。自分にとってインチュニティブは状況を劇的に変えてくれる魔法の薬にはなり得なかった。
視界の四隅が暗転している
トイカメラの周辺減光に近い。
監視カメラを覗き見ているような感覚。
白飛びした写真、あるいは逆光時の光源を直接見ているように眩しい
かなりノイズが乗っていて不鮮明な感じ。
話す事で感情の整理は付くかもしれない
自分の窮状をもっと知って欲しい、俺、こんなに辛いんだぜ、なぁ、何で誰も分かってくれないんだ。みたいな感覚を多少なりとも持っている。話す事自体は、根本的な解決にはならないのだけれど、わちゃわちゃに散らばった感情を整理して筋道立てて考える事に繋がるのかもしれない。
最悪な状況を脱する事が出来たのも話す事で感情の整理が付いて、光明が見えてきて努力を重ねた結果。クオリティオブライフを、-50点から30点に引き上げるのも、それはそれで大変なのだけれど、30点から70点、80点、上を目指せば目指すほど、それまでと同じようにはいかない。まさに自分は、この上がりづらさを感じているのではないかと思う。
また、常々感じている事だが、精神障害者でありながら普通の幸せを描けている人、ロールモデルとなり得るような人を俺は知らない。失礼を承知で言うと、最悪、女性には結婚という逃げ道があると思うが、発達障害を抱えている男性の場合、結婚を意識できるような年収を稼ぐ事自体めちゃくちゃハードルが高い。
kaienさんの記事で読んだが、発達障害を抱える人の平均年収が、240万円にも満たないとも言われている。マッチングアプリを一度やったことのある人だと身に覚えがあるかもしれないが、女性が男性を選ぶ側だと痛感する。年収の低い男性がいくら頑張っても選択肢にすらならないのが実情だろう。世知辛い世の中とは思うものの、現実を生きる人間である以上、向き合っていかなくてはなるまい。
スティーブ・ジョブズやビルゲイツ、イーロン・マスクといった非凡な人ではなく、もっと身近なロールモデルを見つけられたらいいなぁと思っている。