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【発達障害】8ヶ月ぶりにカウンセリングに出かけてネガティブ思考を相談してみた

冬になると気分が落ち込みがちになる

去年の5月以来、8ヶ月ぶりとなるカウンセリングに有給を取って、出掛けて来た。

毎年、心身のバランスが崩れる時期があり、9月から10月半ば、季節の変わり目で体調を崩しがちで、12月半ばくらいから1月、2月。要するに寒くなると気分が落ち込む。

冬に向けて日照時間は短くなり、太陽光の強さも弱まる。地上に届く日射量を表す「全天日射量」(気象庁調べ、平年値、1平方メートル当たり)を見ると、東京の場合、11月と12月は最も多い5月の約半分の水準にとどまる。
光が不足すると、昼夜のリズムに合わせて睡眠などの生理現象を調節する「体内時計」にとって必要な情報が足りなくなるため、心身の不調が生じやすい。

冬の憂鬱、もしや光不足? 朝に太陽光浴び予防を

近況報告

魔法の特効薬はない。地道な努力を重ねる他ない。

残念ながらADHDの不注意傾向は大人になった今でも無くならない。
決して怠けているわけではないのだが、仕事の抜け漏れはゼロには出来ないでいる。

いくら鈍いと言ってもミスから生じる周囲の苛立ちを感じ取れる場面は何回もあって、バツの悪さを感じて、去年の6月にインチュニティブを試すも上手くいかなかった。副作用が強烈で、日常生活に支障が出てしまった。自分にとってインチュニティブは状況を劇的に変えてくれる魔法の薬にはなり得なかった。

インチュニティブ服用時の視界の再現
  • 視界の四隅が暗転している

  • トイカメラの周辺減光に近い。

  • 監視カメラを覗き見ているような感覚。

  • 白飛びした写真、あるいは逆光時の光源を直接見ているように眩しい

  • かなりノイズが乗っていて不鮮明な感じ。

一番、戸惑った副作用が、白い光を眩しく感じることでした。歩道の白線、ガードレール、白い外壁の家、白い蛍光灯がめちゃくちゃ眩しく感じました。調べてみると、血圧が低下する事によって、血流もまた低下するそうな。目に届く光を遮る絞りの機能が上手く働かないことによって引き起こされるものらしいです。

話す事で感情の整理は付くかもしれない

自分の窮状をもっと知って欲しい、俺、こんなに辛いんだぜ、なぁ、何で誰も分かってくれないんだ。みたいな感覚を多少なりとも持っている。話す事自体は、根本的な解決にはならないのだけれど、わちゃわちゃに散らばった感情を整理して筋道立てて考える事に繋がるのかもしれない。

最悪な状況を脱する事が出来たのも話す事で感情の整理が付いて、光明が見えてきて努力を重ねた結果。クオリティオブライフを、-50点から30点に引き上げるのも、それはそれで大変なのだけれど、30点から70点、80点、上を目指せば目指すほど、それまでと同じようにはいかない。まさに自分は、この上がりづらさを感じているのではないかと思う。

また、常々感じている事だが、精神障害者でありながら普通の幸せを描けている人、ロールモデルとなり得るような人を俺は知らない。失礼を承知で言うと、最悪、女性には結婚という逃げ道があると思うが、発達障害を抱えている男性の場合、結婚を意識できるような年収を稼ぐ事自体めちゃくちゃハードルが高い。

kaienさんの記事で読んだが、発達障害を抱える人の平均年収が、240万円にも満たないとも言われている。マッチングアプリを一度やったことのある人だと身に覚えがあるかもしれないが、女性が男性を選ぶ側だと痛感する。年収の低い男性がいくら頑張っても選択肢にすらならないのが実情だろう。世知辛い世の中とは思うものの、現実を生きる人間である以上、向き合っていかなくてはなるまい。

スティーブ・ジョブズやビルゲイツ、イーロン・マスクといった非凡な人ではなく、もっと身近なロールモデルを見つけられたらいいなぁと思っている。


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