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でんぱ組の最期

でんぱ組というアイドルが2025年1月5日にエンディングを迎えた。
エンディングというのはつまり解散である。

そのでんぱ組に私は2014年の1月4日から通い始め、2025年の1月5日で終わったので丸11年になる。
ただ、ちゃんと通っていた時期は2016、17年くらいまでなので後半はほとんどでんぱ組の現場に行くことは無かった。

何故行かなくなったのかは正直わからない。
別のアイドルを頻繁に見に行くようになったのもあるし、周りの仲良い友人も行かなくなってきたというのもある。

それとは別の大きな要因としては最上もがの脱退が大きかったのかもしれない。

推しはピンキー!(藤咲彩音)なので、推しの卒業というわけではなかったが、6人から1人欠けてしまうというのが嫌だなと当時思った記憶がある。
私は6人のでんぱ組が好きで、1人欠けただけでなにか大事なものが無くなってしまったような喪失感もあった。
グループとして1人大事なメンバーがいなくなるくらいなら、解散してしまえと思っていた。
それくらい大きな出来事だったし、正直でんぱ組はもうこれ以上売れてもっと人気な国民的アイドルになるほどの未来が私には見えなかった。

だからこのタイミングで解散しろと思っていた。

それが結果2025年まで続き、夢眠ねむもえいたそも抜け、更に色んな新メンバーが入り、また抜けたりしてエンディングを迎えた。

果たしてこれがいいエンディングだったのか、そうではなかったのか。

これは通っていた時期や熱量、推しがいるかいないかなど色んな要素があるので人によって全然違うと思う。

私はもう今のでんぱ組に全く興味がなかったし、推しがいるだけの別グループだと思っていたのでエンディングに対してそこまで感じるものは無かった。

何度か新しいメンバーが加入した後のでんぱ組を見たが、もう私の知っているでんぱ組では無いなと悲しく寂しい気持ちになったけど、知っている曲で自然と身体は動いて声を発し、推しを応援してしまうという不思議な感情になった記憶がある。
これも通っていればいずれ慣れるのかもしれないが、数回だとやっぱり受け入れ難かった。

推しがいれば何でもいいとずっと思っていたが、私はそうではなかったみたいで、あの時のグループが好きだったんだなと改めて気付くことが出来た。

エンディング当日、私はチケットが無くライブを見てエンディングを見届けていないので、そんな奴が何言ってんだと思われるかもしれないが、
やっぱり私が思うベストのエンディングは今でも最上もがが辞めてしまうタイミングでエンディングが1番かっこよかったし綺麗だったと思う。

これだけ言っているが、でんぱ組には本当に感謝している。
私の人生の1部だし、今仲良くさせて頂いている友人もでんぱ組関係で仲良くなった友人が多い。
他にも色んなとこに連れて行ってもらったし、色んな経験をさせて頂いた。

これほど熱量を持ってハマって通ったアイドルは他にはいないし、これからも無いと思う。

ありがとうでんぱ組。

私はエンディングを綺麗に迎えられてないので、これからも6人時代の亡霊として生きていきます。

nepi


追記
見てくれた皆さんにひとつだけ問いたい。
エンディングどうでしたか?

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