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慢性腎臓病(CKD)の進行を防ぐために、適切なタンパク質制限を

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今回は「慢性腎臓病(CKD)とタンパク質」に着目してお伝えしていきます!


慢性腎臓病(CKD)とタンパク質の関係

慢性腎臓病(CKD)の進行を防ぐためには「適切なタンパク質摂取の管理」が大切です。ただし、すべての人がタンパク質を減らす必要があるということはありません。腎機能が正常な人や、CKDの初期段階では特に制限は不要ですが、ステージ3以降の場合、医師の指導のもとでタンパク質摂取量を調整することが推奨されます。


なぜタンパク質の制限が必要なのか?

① 老廃物の負担を減らす
タンパク質を摂取すると、それを代謝する過程で「尿素窒素」「クレアチニン」といった老廃物が発生します。腎機能が低下すると、これらを十分に排出できず体内に蓄積してしまいます。適度にタンパク質を抑えることで腎臓の負担を軽減できます。

② 糸球体の過剰な働きを防ぐ
聞きなじみのない言葉かと思いますが、腎臓の糸球体は血液をろ過するフィルターの役割を持っています。タンパク質が多すぎると糸球体が過剰に働くことで負担が増加することとなり腎機能の低下を加速させる場合があります。


CKDステージ3以降の人向け:タンパク質を適切に抑える工夫

適切な量を守る
CKDステージ3以降の患者には、1日のタンパク質摂取量を体重1kgあたり0.6〜0.8gに制限することが推奨されることがあります。たとえばですが、体重60kgの場合、1日のタンパク質摂取量は36〜48gが目安になります。(医師の指導に従いましょう)

植物性タンパク質を活用する
豆腐や納豆などの植物性タンパク質を取り入れると、リンや飽和脂肪酸の摂取を抑えつつ、腎臓への負担を軽減できます。

低タンパク食品を活用する
低タンパク米や低タンパクパンなどを活用すると、食事の満足感を維持しながらタンパク質摂取量を管理できます。


まとめ

前述したように、すべての人にタンパク質制限が必要なわけではありませんが、ただCKDステージ3以降の方は、医師や栄養士の指導のもとで、適切なタンパク質管理を行うことが大切です。

無理にタンパク質を制限しすぎると、栄養不足になる恐れがありますので、バランスの取れた食事を意識しながら腎臓への負担を軽減する工夫をしていきましょう。

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