多様な文化が交錯するネパールで、人と自然と神々とのつながりを感じて過ごす〜HafHの未来予想図・ネパール編
エベレスト(8848m)をはじめ、8000m級の山々が連なるネパール。トレッキングの魅力は、神々しいヒマラヤに近づいていく風景の美しさと、村の人々の暮らしを垣間見れること、同行するシェルパたちとの交流です。一度訪れたら、多くの人はネパールファンになります。懐かしい日本の原風景に出会えるからでしょうか。
提携する(仮)はなのいえ(http//:hananoie-nepal.com/ja/facilities/)で村の暮らしを味わうことができます。
トレッキングが苦手な人でも大丈夫。首都カトマンズから日帰りで、ヒマラヤの絶景を眺める丘に、車で行くこともできます。
山を満喫したら、カトマンズ盆地へ。観光客でにぎわうカトマンズもいいけど、すぐ隣の古都パタンもお薦めです。世界遺産に登録されたヒンドゥー教や仏教の史跡が、ネパールの人たちの暮らしと隣り合わせで立ち並びます。朝の市場の賑わい、祈りを捧げる人たちが行き交う風景は、飽きることがありません。
今回、HafHと提携した(仮)Hira Guestは、300年以上前の貴族階級の屋敷を改装したもの。水回りは最新のものを使い、伝統的な手仕事の技を生かした備品で、当時のネパールを再現している。
ネパールらしい暮らしに味わうために、ホームビジットプランがあります。朝の市場に、ネパール人のホストとともに行き、村で収穫した朝採り野菜を選び、その家庭で料理してもらう。
カーストによって、家庭によって、季節や行事によって、料理はバラエティに富んでいる。香辛料は美味しいだけではなく、ちゃんと食養生として使われている。ロキシー(蒸留酒)は今でもそれぞれの家庭で作られる。
仏画(タンカペインティング)の大家でヒンドゥー哲学に詳しい画家の工房を訪ねたり、仏像づくりの工程を見学したりできます。
現在、ネパールには日本語学校が乱立している。ネパールで日本語を学び、日本語学校の留学生や技能実習生として多くのネパール人が来日している。そしてコンビニ、工場、建設現場、農業分野で日本の経済を支えているのは、ネパールをはじめとしたアジアの若者だ。
ネパールで体験できること。
多民族がそれぞれの文化を大切にしながら共存している姿。
神に祈る行事を通したコミュニティの結束。
震度7の災害後の復興と格差。
決して無関係ではない日本とのつながり。若い世代が出稼ぎとして海外に流出しなければいけない現状。
このように、課題が山積しているネパールては、変化も激しいけど、変わらずに受け継がれているものも多い。
日本で見えにくくなっている豊かさについて、考えるきっかけに出会えるかもしれません。
今年、12年ぶりに日本とネパールの直行便が復活しまし、行きやすくなりました。乾季の山が絶景ですが、雨季の晴れ間に雲海に浮かぶヒマラヤも捨てがたい。結局、いつ行っても楽しめます。
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