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燃え尽きる命に萌え尽くした、鎌倉殿が、あと1回。

日曜日が畑曜日なら、月曜日は大河ドラマ曜日。
リアルタイムでは見られないので月曜日に見ていて、まあ楽しい。この瞬間ばかりは、オタクの羽を大きく広げて、童心に戻って楽しんでいる。

物語はいよいよ大詰め、三谷幸喜が義時の最期をどう描くのか!?の妄想が止まらない時期に入っているのだけど、

ダンブルドアかエレンのように、全体のための犠牲を断行する役割を遂行しつつ、自分もそのための駒として除外しないというその腹をほとんどの人(多分政子と息子と三浦以外)には知られないまま喜んで死を受け入れるのかと思っていたら、

そのシナリオを自ら全うしようとする義時の告白に対する実衣の反応が、「そんなベタな死なせ方するわけないでしょ」という脚本家のツッコミに聞こえて、最高だった。

あの政子の名言は、実は言っていませんでしたっていうのもグッときたし、何より、回想で昔の義時のピュアな表情を見さられ、その変貌っぷり(三浦の変貌しなさっぷり)にギャップ萌えした後、家族愛に触れて弟の顔に戻る顔面ジェットコースターにもう、ときめきがとまらなかった。

主要キャラのラストがもう、上総介に始まり、実朝まで、どのキャラも命燃え尽くす姿に視聴者萌え尽くされる演出に、悶え死んだ月曜のお楽しみもあと1回だなんて苦し狂おしすぎる。

うん、オタクの羽が全開になってると、もう同じ境遇の人以外意味不明の分になっちゃうんだけど、この意味不明に思いの丈をぶちまける喜びは、オタク気質の人にとって、何者にも変え難いってことはきっと、同じ喜びを知っている人に伝わったらいいなと思い、夕方まで書くか悩んだけど、やっぱりこれしか頭のなかにないので、台所に旅立つ前に、書いたっていう。ほんと、すみません!


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ゆっか
自分の書く文章をきっかけに、あらゆる物や事と交換できる道具が動くのって、なんでこんなに感動するのだろう。その数字より、そのこと自体に、心が震えます。