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神が尊すぎてオワタ 草

少女たちがネットスラングを使っている。

彼らが爆発してほしいと思っているリアル充実の盛りの若き娘たちが彼らの作り出した言葉を連発している様を見るにつけ、現実の稀有さがマジエモヤバい。

と、世代をミキサーした謎な若者言葉を吐いてしまった。

ひと昔は、いいも悪いも何でも「ヤバい」で表現し、言葉なんて感情の乗り物にすぎない感満載だったのに、

今度は言葉を感情のトランジスタのように使い込こなす。

極端に振り切った言葉を、ディスプレイで棒読みする感じには、たしかに今の若い子の気分が象徴されているように思う。

ただ、これって2000年ごろの空気に似てる感もあって、椎名林檎とAdoが結びついたときに、「新時代」は「新ミレニアム」なんだなあと思った。

アスキーアートが流行ったのも2000年代前半だけど最近か、と思い返すとあれから20年経っていることにショックを受けている自分がいる。

隠キャたちが作り出した言葉を、20年後にリアル充実ティーンズが使いこなすって、味わい深い流れだなあと思うのだけど、

さて、今は先輩の受け売りで使っている娘たちが、これからティーンズのセンターに突き進んでいってどんな言葉を使いこなすのか、とても気になる。

できるだけ、わたしたちガングロコギャル世代の価値観を、危険に晒してくれる、パンチのある表現だといいな。

だとすると…、哲学的、人生訓的、難解な古語、とか??

侭、其は げに いとをかし。

自分の書く文章をきっかけに、あらゆる物や事と交換できる道具が動くのって、なんでこんなに感動するのだろう。その数字より、そのこと自体に、心が震えます。