初めての過呼吸と信仰心
すっかり寒くなりましたね
先日、風邪をぶり返しまして生まれて初めて過呼吸になりました。
この秋2度目の風邪の猛威はものすごくてね
1度目の風邪が治って4日ほどで、急に鼻の奥が痛くなってびっくり。
その晩突然39度の発熱と関節痛でベットin。
夜も12時を過ぎた頃だったでしょうか、、横になっていると息が苦しくてどうしようもなくなりました。
最初は鼻づまりだからだろう・・と熱に浮かされながら思い、口呼吸をすればなんとかなると思ってたんですけどね
どんどんと息ができなくなって、ものすごい不安になりました。
でもさ〜息苦しいってどの程度までのことをいうのかわからないし、もしかしてこの息苦しさは鼻づまりの息苦しさで、自分の勘違いなんじゃないかとかね、考えるんですよ私(笑)
じーっと寝ていると死にそうになるので、朦朧としながらもベットの上で座り込み、それでも息ができないので数を数えながら「息を吸って〜吐いて〜」って頭の中で自力で呼吸しようと頑張ってました。(真面目か)
実はこれが一番まずかったんだけどそれは後でわかることで。。。
どんどんと息ができなくなる恐怖がすごくなってる真夜中の1時。
娘が子供用の塗るヴィックスベポラップを持っていることを思い出し、あれを塗ったら呼吸ができるかも!!と淡い期待を持って娘の部屋に・・・
そこで娘に声をかけようとしたら
「はあ、はあ、は・・・・」
え。。。私言葉も出ないくらい息ができてないのか???と、その時初めて、かなりひどい状態になってることを自覚しました。
おっそ・・・(笑)
本当に呼吸ができないことを自覚した私はパニックに!
風邪が移らないように別の部屋で寝ていた夫を起こして「い、息、できない・・・キュ、急、救急車」と途切れ途切れに言いながらも、頭の中で「いや待て、それは大げさではないか」と思ったりしてました。
本当にパニックだったんだね〜(笑)
急に起こされた夫もプチパニックで、「よし、救急車だな」「で、どうした」となぜかパジャマを脱ぎながら出て来た(ちょっと面白かった)
実は、呼吸がおかしくなってる間中ね
私は自分のテーマである信仰について実践してて(笑)肉体的に苦しい時、神はどうやって助けてくれるのか、、いや、その考えそのものが苦しみから救ってくれる神という概念に取り込まれているじゃないか、、、で、でも苦しい時はジャーーーどうすんだよ、、とか(笑)
あ、この答えは熱が下がった時にわかったんですけど、別の機会に!ってことで・・・話を戻して。
夫がパニックを起こしているのを見て、ちょっと冷静になった私。
(こ、これってもしかして過呼吸ってやつ・・かも)
って急に思ったんです。急に閃いたってやつね^^
(過呼吸と言えば紙袋)
(と言っても紙袋はない・・・ビニール袋でいいか)
という思考を10秒ほどでして、夫に伝えようとするんだけど、なんせ息ができないので口から出るのは「はっ、はっ、ビニ、ふ、はっ」だけ。
夫はウロウロしながらも「ちょっと待て」と霊視始めるし。。。
(能力者あるあるの空気読めなさ具合w)
いや、今そうじゃなくて、、、って言いたいけど言えず(爆)
もう仕方がないので夫を当てにせず、自分で動いてビニール袋を軽く顔に当てて、呼吸して見たんだけど。
予想外に苦しい・・・いや苦しいよ・・・これは無理だよ・・・って死にそうになって袋から顔を出す。
これ違うんじゃないか?
やっぱ救急車呼ばないとまずいんじゃないか?って思うんだけど
でも、やっぱり頭の中で(過呼吸、過換気症候群)っていう単語が連発するんですよ、ええ。
どんどん手足が痺れてくるし、呼吸できなくて失神しそうになってくるしで、なんとかもう一度ビニール袋をふわっと顔に当てて必死に呼吸、呼吸、呼吸、呼吸・・・・
(あ、あれ・・・)
(ちょっと楽になってきたかも)
そのまましばらく続けると、本当に息ができるように!
夫に背中をさすってもらいながら、どんどん息ができるようになってました。
気がつくと2時を回ってたかな。
そのまま眠りについて朝までゆっくり気絶してました(w)
これが私が50年を超える人生で初めて体験した過呼吸の話。
私が過呼吸になった原因の一つは、急な発熱と鼻づまりで息がしにくくなったことによる不安で、呼吸に意識を向け過ぎたからじゃないかと思ってます。
つまり私は間違いなく、パニックになってた。
それを自分でわかってあげず、なんとかしようといろんなことを思考錯誤して、息苦しいのは気のせいじゃないかと自分を疑って、さらに自分でなんとかしようとしてました。
そしてどんどんひどくなった。
私にできたことは、頭の中で響いた「過呼吸」を信じたこと
(最後の最後だったけど)
そして自分の感に従ったこと。
ぶっちゃけね、その時は死を覚悟しての決断でした。
だって間違ってたら失神して、そのあとも呼吸できなかったら死ぬかもしれなかったんだもんね。
初めての過呼吸は、リアルな信仰心というものを感じる機会となりました。
目の前に起こることは、何かしら意味があるというけども、私にとって人生が変わるほどの大きな出来事だったことは間違いないです。
健忘録として書いておこうと思います^^
ありがとう。
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